今日は、「株価=EPS×PER」のPERが、何によって変動するかについてです。
けっして忘れてはならないことは、PERの実際の変動は現実に起こることに起因するのではなく、現在の金融界がそうなるだろうと信じていることに起因するということだ。
フィリップ・フィッシャー (太字は当方)
将来の利益成長が長く続くと「期待」されていればいるほど、PERは高くなります。
市場全体に楽観ムードが高まっているときは、先々までの成長が織り込まれるため、PERも高くなりがちです。
逆に悲観ムードが漂っているときは、その織り込み度合いが極端に後退し、PERも低くなる傾向が見られます。
その時々における「期待」と「事実」とのギャップを推定し、それを上手に売買に活かしたいものです。



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