今日は、バリュー投資家における欲望のコントロールについてです。
バリュー投資家は忍耐強く、規律正しくなければなりませんが、
セス・クラーマン
私が本当に必要だと思うのは、欲張らないことです。
貪欲になってレバレッジをかけると、破綻してしまいます。
ほとんどの金融危機はレバレッジが原因です。
バリュー投資家はひたすら耐えることがお仕事のメインと言えるでしょうし、それは誰もが意識していることだと思います。
でもより強く意識すべきなのは、利が乗ってきたポジションについて、(レバレッジに限らず)欲張り過ぎないことの方なのかもしれません。
「散々苦労した分、できるだけ長く引っ張ってやろう」などとついつい欲が出てきたりもしますが、そこに罠が潜んでいます。
欲に目がくらんでしまうと、結局大した利益にならなかった、収支トントンに終わってしまったということになりがちです。
引き際が肝心。
そのためにも、いつでも規律に基づいた判断を下すことを心がけたいです。
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コメント
株式投資いったいぜんたいギャンブルなのかなんなのか?
ただ株を買っているというだけではギャンブルをしているのか投資をしているのかはわからないと思う
よく凄腕投資家さんがインデックスを下回っているようじゃ個別株をやる意味ないという発言を聞きますがそれはだいたいの場合自分に言っているのであって他人に言っているのではないという事に注意しなければならないと思います。他人やインデックスと比べたりすると個人投資家の特権を手放してしまっているんじゃないかと自分のような素人はパフォーマンスより
リスク管理を最優先に考えないと投資をしているとは言えないと思いますね。
結果は後にならないとわからないので
リターンについてのお話は、本来はその方が取れるリスクとの兼ね合いで語られるべきだと、私も思います。
それは人によって変わってきますよね。