今日は、リスクリターンの関係を有利にするために、エントリー時に意識すべきことについてです。
だから、魅力的なリスクリターンの状況を作り出す一つの方法は、安全マージンが大きい状況に投資することによって、ダウンサイドリスクを厳しく制限することである。
ジョエル・グリーンブラット (太字は当方にて)
アップサイドは、今はまだ定量化するのが難しかったとしても、たいてい自ずと得られるものだ。
言い換えるなら、最初の投資判断を下すときは、上ではなく下を見ろということだ。
損をしないのであれば、残りの選択肢のほとんどは良いものなのだから。
株を買う時は、捕らぬ狸の皮算用ではないですが、どうしても「上」ばかりを見てしまいがちです。
しかし本当に大事なのは、「下」を見ること、すなわちリスクを抑えることです。
「下」がきわめて限定的でさえあれば、「上」の見通しが不透明であっても負けにくくなります。
またそのように「上」が不透明であれば、その分、割安に値付けがなされている可能性が高く、大きなアップサイドも期待できます。
『ダンドー』で度々出てくるモニッシュ・パブライの表現を借りれば、「コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい!」という状況を作るべく、まずは「下」を固めましょう。



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