不要不急の外出は避けるべき今日この頃ですが、【7683】ダブルエー の株主総会に参加してきました。
IPOから約半年経ちましたが、不人気ということもあって表に出ている情報も少なく、私の保有株数的にはそんなことも言っていられません(切実)。
株主総会
会場には「密」を避ける形で20席が用意されており、参加者は7名(うち女性1名)でした。
スタッフ・役員とも全員マスク着用。
こういう時期でもありますし、おそらく参加者もほぼ何らかの取引関係のある先や金融機関の関係なのではないかと思います。
肖社長は中国の方ですが、話し方もまさにそんな感じです。
誠実な印象を受けましたが、会社のイメージ戦略もあって、なかなか表に出られないご事情も察しました。
あと奥様である丁取締役の眼光の鋭さが印象的でした(マスクをされていたせいでそう感じた部分もあるかも 笑)。
事業報告は全てナレーション付きで映像を流す方式。
簡潔でよくまとまっておりましたし、「当社グループの特徴」や「今後の戦略」について重点的に触れていたのは良かったと思います。
(内容は決算補足資料に記載している事項に沿った形です)
ユニークだったのは、報告事項のみで決議事項が無かったことです。
このため、議決権行使書ではなく株主総会出席票を提出することとなりました。
質疑応答
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
肖社長が対応されておりました。
Q
上場の大きな目的は人材獲得であったと認識している。
上場したことによるメリット、上場してみて感じたご苦労・課題と、その対応についてお聞かせ願いたい。
A
世間の認知度は高まったと思う。
人の採用に関しては、親が上場会社に就職したことを喜んでくれたという話も聞いている。
上場してから日数は経っていないが、良かったと感じている部分だ。
一方、上場したことにより、今まで以上にやらなければならないことが出てきたと感じている。
特に2月、3月から今にかけて起こっていることに関して、よく勉強する必要がある。
上場会社である以上、上場会社なりのことをやらなければならないと実感しているところだ。
質疑はこの1件のみでした。
所感
肖社長は初めてということもあって、やや緊張されていた印象でした。
参加者数・質問の数は寂しい限りですが、初回はこれで良かったのかもしれません。
総会の運営自体はまずまず良かったと思いますので、今後への期待込みで評価は★★☆☆☆とします。
当社の課題は、投資家層の拡大ですね。
IR担当さんへ質問した際の回答内容にはいつも満足しておりますし、それを受けて事業の強さと潜在的な魅力を実感しているところだけに、流動性向上・時価総額増大に向けた会社としてのアピールが不足している印象をどうしても受けてしまい(外部環境が最悪な分、余計に)、非常にもどかしい思いをしています。
ORiental TRafficの靴をよく買っているような働き盛りの女性の方でも、こちらが上場企業だと知っている方は残念ながら少数派なのではないでしょうか。
幸か不幸か、公募価格の約60%OFFと株価もプチプラとなっておりますし(笑)、5/1には卑弥呼もグループ入りしますので、これを機に「ファン株主」作りに向けた取り組みを期待したいところですね。
来年以降、活発な質疑も含めて、華やかな株主総会となることを願っております。
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