サロベツ4号に乗り、旭川に向けて宗谷本線を南下します。
前日、駅員さんに指定席の予約状況を確認していたのですが、埋まっているのは10%とのことで、「自由席が混雑することはまずないと思いますよ」と言われました。
実際ガラガラでしたので、進行方向右側の窓側の席を難なく確保することができました。
南稚内を過ぎますと、クマザサが鬱蒼と生い茂る丘を列車は進んでいきます。
そしてパッと視界が開けたと思うと、洋上に見事な山容の利尻冨士の姿。
この抜海ー南稚内間は、私が一番好きな車窓風景です。
今回の旅行で利尻富士を写真に収めることができたのは、これが最初で最後ですね。
あとはひたすらサロベツの牧草地が続きます。
雄信内の手前からは、天塩川が線路に近づいたり離れたり。
橋もかかっておらず、人工物もほぼ見えない独特の風景は好きです。
音威子府駅。
いつかまたあの黒い駅そばを食べに来たいです。
旭川に到着。
やはり特急だと、秘境駅の駅舎を楽しむことができなくてちょっと物足りないものがあります。
宗谷本線は、のんびりと鈍行も所々で使いつつ(ダイヤが超閑散化した今となっては、途中で1泊した方が良さそうです)、旭川から稚内の方へ向かっていく形がベストですね。
利尻富士は、終盤のクライマックスに取っておきたいものです。
本日は旭川で宿泊です。
お宿はホテルウィングインターナショナル旭川駅前。
旧藤田観光ワシントンホテル旭川の建物ですね。
それにしても藤田観光の優待はなかなか使う機会が無くて、困ったものです。。
夕食は駅前のイオンで弁当を買ってホテルで食す形で済ませてしまいました。
毎日旅館でいいものばかり食べていると有難みが薄れてくるので、最近は簡単に済ます日を間に入れることも多いです。
《2日目:7/6(月)の旅程》
豊富温泉→白い道→宗谷岬→稚内 13:01ー宗谷本線・サロベツ4号→16:48 旭川
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