ダム展望台から、放水観覧ステージへと下りていきます。
途中、えん堤を造るためのコンクリートを運んだ設備類が展示されています。
えん堤に接近する放水観覧ステージからは、放水上に虹が見えました。
さらに下っていくと、新展望台広場とレインボーテラスがあります。
レインボーテラス付近から。
えん堤の高さは186mあるそうです。
上がって、下って、上がって、黒部ダムレストハウスへ。
結構足腰に来ますね(苦笑)
ここからはえん堤上を歩いて、黒部湖駅に向かいます。
下流の方に目をやると、放水箇所から少し離れた場所にも虹がかかっていました。
水量の凄さと落差の大きさによる、水しぶきの激しさを感じます。
放水の真上から覗き込んだところ。
虹が二重!
放水や黒部湖の湖面からは涼し気な印象を受けますが、遮る物がなくかなり暑いです(汗)
トンネルに入っていきます。
一転して涼しさを感じる、黒部湖駅へ。
ここからは黒部平に向けて、黒部ケーブルカーに乗ります。
全線地下式で、最大勾配31度の急斜面を登っていきます。
黒部平からは立山ロープウェイ。
そそり立つ後立山連峰と相対しながら、ロープウェイはぐんぐんと高度を上げていきます。
大観峰の雲上テラスに到着しました。
断崖絶壁からせり出すようなロケーションです。
大観峰の標高は2,316m。
アルペンルートの起点である扇沢駅からは、900m近く登ってきたことになります。
ここからは黒部湖がしっかり。
ダム展望台の辺りも見えました。
ハイシーズンのため大混雑を懸念していたのですが、意外とスムーズに乗り継ぐことができました。↑ ポチっとお願いします。
コメント
黒部ダムは3回ほど行っています。亡くなった方の名前が刻んである碑があったと思いますが、この秘境にこの大工事、当時の労苦がしのばれます。
黒部川での電源開発工事でも雪崩などで多くの方が亡くなってますね。
富山側からの黒部峡谷鉄道や関電の工事用のトンネルでも同様に感じました。
最近はこれまでは観光用には使っていなかった工事用トンネルも利用した新しいコースも開発されていると思います。
熊谷組では、社運を賭けたこの「世紀の大事業」が今も語り継がれているようですね。
https://www.kumagaigumi.co.jp/kurobe/index.html
「黒部の太陽」の映画、出水の場面、セットなのに水が出すぎて、石原裕次郎が怪我してましたね。