雨も降っていたので、建物の中に入れてかつ今まで行ったことのない場所にということで、角館樺細工伝承館に入ることにしました。
(石黒家・青柳家などは行ったことがあります。)
なぜか周囲とは一線を画す、洋風の建物。
「樺細工」とは、山桜の木肌を磨いて作る工芸品。
武士の手内職として始まったとのことです。
館内では樺細工の工人による実演もやっておりました。
代表的なのは茶筒です。
初期の樺細工は、煙草入れの胴乱が多く作られました。
主に携帯用の常備薬入れとして使われた印籠も。
角館が舞台になったこともあるんですね。
うっとりするような質感の工芸品の数々を楽しむことができました。
再び武家屋敷界隈を散策。
こちらは下級武士の松本家。
素朴な佇まいもまた味わいがあります。
黒板塀の連なる武家屋敷通りに戻り、岩橋家。
帰りも同じ通りを。
何度見てもいいですね。
通りの入口付近は高い木が多く、威厳を感じます。
ランチはこちらで比内地鶏親子丼にでもしようかと計画段階では思っていたのですが、朝ごはんをしっかりいただいたのと、夜ごはんを美味しくいただきたいということもあって、スルーしました。
人気ぶりがうかがえます。
最後に小田野家のお庭の真紅を、しっかりと目に焼き付けました。
次は少し離れたところにある、西宮家。
北蔵が蔵の雰囲気を活かしたレストランになっています(「れすとらん北蔵」)。
雨天で体が冷えてきたこともあり、こちらでコーヒーをいただくことにしました。
ちょっとだけお腹に入れるために、ケーキセットを。
白桃と洋梨がたっぷりのケーキ「アルザシアン」が美味しかったです。
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