12/28(月)、旅行4日目の最終日。
旅館巳喜さんの朝食です。
山鹿の中心地に行くのに歩いて便利な場所にあり、温泉も良質でなかなか使い勝手のいい旅館でした。
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さて山鹿といえばココ。
国指定重要文化財の明治43年(1910年)築の芝居小屋、八千代座にやってきました。
旦那衆と呼ばれる山鹿の実業家たちによって建てられたものです。
これまで幾たびも補修がなされていますが、8割は建築当時のままの姿だそうです。
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靴を脱いで上がります。
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現代によみがえる江戸期の歌舞伎小屋。
今の桝席には床暖房が入っています。
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天井や垂れ壁には、往時の味のある広告がぎっしりと並んでいてきらびやかです。
八千代座を設計した木村亀太郎が描き、看板屋が制作したもので、100年以上前のスポンサーのうち、7店は現在も山鹿にあるのだとか。
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この日は興行がなかったので、舞台に上がったり舞台裏に回ったりして見学することが可能でした。
廻り舞台は径が大きいですね。
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舞台天井に組んである「ぶどう棚」。
幕を吊ったり、芝居ではこの上から雪や花吹雪などを散らしたりします。
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ろくすけオンステージ。
気分が高揚する感じがしないでもありません。
こうして見ると、桝席はいい塩梅に傾斜していることが分かります。
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楽屋です。
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舞台の真下のスペースや、花道の床下となる「奈落」を歩くこともできます。
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大人4人で回す廻り舞台の機構。
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「すっぽん」。
花道にあるみこし状の台で、上下に動く舞台装置。
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「迫り」。
舞台の床の一部をくりぬき、そこに昇降装置を施した舞台機構。
あそこに乗って登場してみたいです(笑)
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「臨検席」。
警察官が催し物の内容に問題がないかチェックしたり、お客様を監視したりしていたそうです。
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2階にも上がれます。
自由に歩き回れることができて、想像していた以上に楽しかったです。
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他のスポットも外から。
こちらは江戸時代の建築様式を色濃く残す元湯共同浴場「さくら湯」。
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山鹿灯篭民芸館。
旧安田銀行山鹿支店として建てられたもので、小じんまりとしたレトロな外観が印象に残ります。
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