取り急ぎ株主総会の記録を。
技研製作所は昨年に続き二回目の参加です。
ホテルのチェックアウトを済ませ、そのままエレベーターに乗って上階の会場へというのも同じパターン。
ただ今回は森部新社長となって初めての総会です。
ちょっと直接伺ってみたいこともあったので、参加を楽しみにしておりました。

株主総会
2021年11月24日(水)午前10時
高知県高知市高須砂地155番地
セリーズ 3階 レインボーホール
お土産 土佐名産「いごっそうの味」(GIKENオリジナルの瓦煎餅12枚)
120席でしたが、今年も満席で第二会場が設営されていました。
コロナ禍など何のそので、地元ファン株主の方々の熱気が伝わってきます。
そういえば昨年もそうでしたが、こちらは皆様マスクは不着用、発言予定者の前面にだけアクリル板が置かれていました。
役員の皆様の表情が分かって嬉しいので(特に他の方がお話されている間の、前田みか専務の相槌や聴く姿勢が素晴らしかったです)、こういう総会が一般的になって欲しいですね。
事務局からは総会終了後の本社見学(1時間程度)の案内がありました。
(今回は建設中のEV用エコパークも見学できるようですが、私はパスしました)
議長は森部社長。
監査報告、事業報告は極めて簡潔に終わり(「招集通知記載の通り」系)、メインはもっぱら事業紹介のパートでした。
事業紹介
スライドを使い、森部社長が主に以下の内容について一つ一つ説明されていました(北村会長と同じスタイル)。
・決算説明会資料 ⇒ 1967年の創業からの歴史、圧入原理(動画付き)、インプラント工法の普及拡大実績等。
・中期経営計画資料 ⇒ 今後の基本戦略詳述やサステナブル社会への貢献等。
〇今回中期経営計画の位置づけについて。
… 10年後売上高1,000億円、海外比率7割に向けたロードマップ。ビルドアップフェーズ(今回中計。まず発射台を作る)、テイクオフフェーズ(発進・上昇)、ブーストフェーズ(増強・拡大)と三段階のステップを踏み、確実に達成を図っていく。また中計では売上高目標350億円に留めることなく、「できるだけ高い発射台を作る」。
〇圧入の実証可視化施設「RED HILL 1967」(今年11月から一部供用開始、2022年完成予定)について。
〇検討を進めている新しい提案
… 激甚化する水害の被害軽減・早期復旧は公共事業だけでは解決できないため、民間事業としても防災対策に取り組んでいく(PPP、ファンド活用、損保提携etc.)。「インプラント輪中」(面白い!)「資材(鋼材)のストック提案」等。
・月面等での建設活動プロジェクトについて。
ちょくちょく今まで開示されていない情報が差し込まれていて(〇印)、大変興味深く聞かせていただきました。
なお説明が一通り終わったところで、会場から自然発生的に拍手が沸き起こりました(さすが!)。
決議事項
- 剰余金の処分の件
- 定款一部変更の件(グローバル企業としての事業拡大に向けた、取締役の員数増)
- 社外取締役1名選任の件(高知県庁OB)
- 取締役3名選任の件(1970年代生まれの若手3名)
ここまでで既に1時間使ってしまいました(笑)
次回はお待ちかね、質疑応答です(北村会長にもご登場いただきます)。



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コメント
お疲れさまです。
株主ですが高知まで行くのは辛いので大変助かります。
続編も楽しみにしています。
ありがとうございます。
そう言っていただけると、足を運んだ甲斐があります。