盛岡バスセンターから歩いてすぐの所に、岩手銀行赤レンガ館があります。
こちらは、明治44年(1911年)築の岩手銀行旧本店本館(元は盛岡銀行の本店行舎として落成)を一般公開したものです。
遠くからでも人目を引く、威風堂々とした佇まいですね。
平成6年(1994年)には、国指定重要文化財に指定されました。

平成24年(2012年)まで、中ノ橋支店として営業しておりました。
それでは入館致します。

このエントランスホールの八角のドーム型天井がまず凄い!
300円を払って有料ゾーン(盛岡銀行ゾーン)に入ります。

こちらがかつての銀行窓口になりますね。

設計は、日本銀行本店や東京駅などを手掛けた辰野金吾と、その教え子で盛岡出身の葛西萬司。
ここは辰野金吾が設計した建築としては、東北地方に唯一残る作品だそうです。

旧金庫室。
上に脱出用の扉がありますね。

2階に上ったところ。
館内でありながら、意匠を凝らしたデザインが細部にまで見られて楽しいです。

バーチャルシアターで歴史のお勉強。

旧支店長室。

天井の照明器具の吊元には、漆喰でつくられた円形の装飾があって、大変お洒落です。

多目的ホール(小)。


多目的ホール(大)。
こちらでイベントが開催されることもあるようですが、その準備でしょうか。

さして期待せずに入ったのですが、さすが盛岡のシンボルだけのことはありました。
こうして間近で外壁を見ると、確かに東京駅っぽいですね。



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