越後川口駅の駅舎です。
外壁に魚が舞っていますが、魚野川の鮎を表現しているということらしいです。
この駅で下車したのは、全国屈指のローカル線・只見線へと接続する上越線に乗り換えるため。
(「越乃Shu*Kura」はここから飯山線へと入っていきます。)
待ち時間がそこそこあるので、大宮駅で買っておいた駅弁「きざみわさびで食べる にいがた和牛焼肉弁当」を駅の待合室でいただきます。
駅周辺は事前の調べでは目ぼしい飲食店がなかったので、駅弁にしました。
焼肉というか、冷めても美味しいちょっと良質な牛丼という感じでした。
上越線に乗り。
小出駅で只見線に乗り換えます。
ここからは1日4本しか走っておりませんし昼間は13:11発のこの1本だけなので、なかなか乗るのに勇気が要る路線です。
後ろの車輛は「只見縁結び」のラッピング。
男女の縁結びと同時に、越後と会津の古くからの交流の歴史と自然との共生を表現したデザインのようです。
良く見るとイラストは一筆書きになっていますね。
ここからは只見線の旅。
しばらくは魚沼の稲作地帯です。
信濃川水系魚野川の支流となる、破間川(あぶるまがわ)に沿って列車は進みます。
大白川駅からの眺め。既に秘境ムード満点ですね。
新潟・福島県境の六十里越を控えた只見線・新潟県側の拠点駅。
次の只見駅までの駅間は20.6kmもあります。
冬期間は六十里越の道路が通行止めになるため、この路線が地域の足として大切な役割を果たしてきました。
山奥へと分け入るように進み、6,354mの長さを持つ六十里越トンネルへと入っていきます。
9分ほどかけて長い長いトンネルを抜けると、そこは福島県。
田子倉ダム湖が視界に飛び込んできました。
田子倉駅跡付近のスノーシェッドを抜けて。
田子倉ダム湖の中心部が見渡せる、貴重な「明かり区間」に。
この余韻沢橋梁からの素晴らしい眺めを楽しむことができるのはわずかな時間で、再び長いトンネル(田子倉トンネル、3,712m)へと入っていきます。
ようやく集落が見えてきました。
只見駅に到着。ご覧の通り、旅行客で賑わっていました。
2011年の新潟・福島豪雨災害によって、現状ここから先は運休区間となっています。
ということで、会津川口駅へと向かう代行バスに乗り換えます。
冬の只見線で呑み鉄。リタイアしたからにはいつかやってみたいです。2021年度予定の全線復旧後かな。
コメント
只見線に乗りたいです。
只見線はアクセスの難しさが乗りたいという想いを募らせますよね。
私もまた季節を変えて乗りに行きたいです。