津山方面に折り返しまして、次は美作滝尾駅です。
あー、「ただいま」と言いたくなるようなこの木の温もり。たまらんです。
使い込まれた感のある切符売り場。
列車を待つのが楽しくなるようなホーム。
窓に映る田んぼもいい味出しています。
次駅表示、木製ベンチ。
アイテムの一つ一つが愛おしい。
花壇もよく手入れされています。
そして何と言っても、昭和初期に建てられた駅舎のこの外観。
登録有形文化財にも指定されています。
寅さん最終作「寅次郎紅の花」のロケ地としても有名です。
次の列車まで2時間45分(!)あります。
いくら味わい深い駅だとしても、さすがにここだけで時間を潰すのはキツいので、ちょっと散策します。
線路を挟んで、駅舎と反対側にやってきました。
こういう情景は今となっては貴重ですね。
炎天下、こちらのお店へと向かっています。
駅から30分ほど、丘を越えてツリートランクさんまで歩いて来ました。
そんなことする人間は私くらいでしょう(笑)
広いお庭のあるガーデンカフェです。
窓から見える田園風景とインテリアがとても素晴らしい喫茶店。
とても落ち着く空間です。
自家焙煎で深煎りの美味しいコーヒーと、トマトチーズとハム&エッグのホットサンドをいただきました。
1時間ほど寛いで駅に戻ると、ちょうど良い時間になっていました。
この木の質感、とても名残惜しいですが…
再び智頭行きで折り返します。
まさに失われつつある日本の原風景ですね。
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