私が当社の株を初めて買ったのは決算後でした。
それでも星﨑社長のお話をどうしてもお聞きしたいと思い、既にホルダーであった妻の議決権行使書を持ってダメ元で行ったところ、明らかに女性名だったのですが受け付けてもらうことができました(一応、委任状も懐に忍ばせてはおりました)。
株主総会
席は450強に対し、出席者は半分程度。
安全確保のため、通路側の席は空けるよう指示がありました。
まあ、前年は総会直後に株式売り出しがあってストップ安になり、その後も既存株主を動揺させるようなIRが多く株価は滑り台状態ですので、会社側が警戒するのも無理はありませんね。
報告事項については、招集通知と同じ内容のものをナレーション付きの映像で流す形でした。
決議事項は以下の4つ。
- 株式併合及び定款一部変更の件
- 資本金及び資本準備金の減少の件
- 監査等委員でない取締役4名選任の件
- 会計監査人選任の件
特に1は再生フェーズの一つの区切りとして重要ですね。
あと私個人としては、4も気になるところではありました。
質疑応答(1)
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
全て星﨑社長による対応です。
質問が多数寄せられることを想定してか、「1人1問ずつ」との念押しがありました。
Q
時価発行122円(124円?)で株式を取得したが、45円まで下がってしまった。
ここまで急激に下がるのは初めてだ。
会社としてこの状況に対してどう分析しているのか、また時間軸を設定の上でどう対応していくのかを教えていただきたい。
A
我々にできることは利益を出し続け、将来性を感じていただくこと。
その意味では詰める余地は大きい。
時間軸としては、自己資本・財務の面ではようやくスタートラインに立ったところであり、1日でも早く復配に持ち込むこと、また一度復配したからには止めない体制を作ることが大事だと思っている。
3年前まで8年連続でボーナスの無かった会社であり、まだまだこれからだ。
Q
コンタクトレンズを処方箋が無くても作っていただけるのはありがたい。
ただ、他社のフレームを持ち込んで株主優待券でレンズを作ってもらおうとすると、30%割引が利かないので何とかして欲しい。
A
会社としては割引はコントロールしていきたいが、株主に報いることも大事だと考えているので、本件は前向きに検討したい。
Q
消費税増税後の対策を教えて欲しい。
A
前回引き上げ時(2014/4月)の経験をもとにシミュレーションをしている。
当時は3/15頃までは変化を感じられず、3/20過ぎから急激に売上が立った印象。
3月の既存店月次は138%だったが、4~6月でもろに反動が出た形。
やはり価格訴求のために振り回されるのではなく、付加価値を訴求していかなければならないと認識した。
当時の客単価は2万円だったが現在は3万5千円へと上昇しており、その成果は出てきている。
増税前の訴求はするが、予約システムを活用して混まない時期に分散しながら誘導していく。
また増税後の施策についても用意している。
よって前回ほどの激しい反動は無いものと考えている。
需要の掘り起こしのため、例年の倍以上に投資をする予定だ。
(続く)
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