リタイア後に無くなった「ある思考」。

リタイア生活

リタイア生活に入ってから無くなるものはたくさんありますが、「いつでもやりたいことができて、楽しい!」という、世の中がバラ色に感じられる時期を過ぎると、ある一つの思考が無くなったことに気付きました。

それは、「あるべき姿から逆算する」という思考です。


希望の学校に入るためには、この時期までにここまでを学んでおく必要があり、そのために今日はこれを勉強する。

目指すポストを手に入れるためには、こういうスキルを身に付けることが望ましく、そのために今はこういった仕事にチャレンジする。


このように、会社員時代まではある程度逆算して自分に必要なことを考え、それに沿ってスケジュールを立てて、日々過ごしていたような気がします。


ところがリタイアすると、こういったものがまるでなくなってしまい、気が付くと日々だらだらと過ごしてしまいがちになります。

私の場合は、株主総会の日が決算発表と同時に明らかになり、それに応じて旅行のスケジュールが決まっていくのと、毎月の原稿書きがあることによって、ある程度はメリハリをつけつつ生活のリズムが作られている気はします。

でも、例えばYouTuberで再生回数ウン十万回のインフルエンサーになるだとか(全然なりたくないですが)、具体的な目標を持って「あるべき姿」を思い描くことはできていません。

ここがリタイア生活で、なんとなく引っ掛かる部分です。
このような状態で10年間過ごしたら、いったいどうなってしまうのだろうと。


とはいえ、リタイア生活なんてものは、それでいいのかもしれません。
自分を無理に型にはめなくても。
人生の諸先輩方は、いちいちそんなことを考えてないと思いますし。

大事なのは、知的好奇心を失わず、心身健康に過ごすことでしょう。

そのための、「きょういく」と「きょうよう」。
すなわち、「今日行く場所」と「今日の用事」をつくることを意識するということですね。

日々色々なことに関心が持てるように自らを仕向けたいと、今のところは考えています。

その意味で、興味の持てる銘柄の幅も広げたいと思っているところです。
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コメント

  1. なりさん より:

    6月の総会巡り日程は固まってきたものでしょうか?
    差し支えなければ前後の旅行計画と合わせ?ご披露いただけたらと思うものです。
    これを機会に読者オフ会なんてあると面白いかと思います。

    • 6_suke より:

      ご提案ありがとうございます。

      詳細なスケジュールをオープンにしたり、オフ会を主催したりすることについては、
      諸々のリスクを考え、今のところは慎重に考えております(人見知りということもあります)。

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