市場食堂のある愛南漁協深浦本所を後にし、正面に見える山の向こうの愛南町中心部に向かって歩いていきます。
こういう船着き場を見ると、ヤマハの船外機がないかチェックしてしまう今日この頃(笑)
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鯆越(いるかごえ)トンネルを抜けると…
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まだまだ中心部までは遠そうです。。
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沿道の八重桜が綺麗でした。
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やっと休めそうな所に辿りつきました。
市場食堂から、また50分くらい歩いたと思います(苦笑)
中国地方・四国地方中心に展開するフジのスーパーです。
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すぐそこで水揚げされたのであろう、深浦港のかつおが旬の魚として売られていました。
1パック税抜きで498円とお手頃。
地域の方が羨ましいです。
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フジの中にあるベーカリーでパンを買い、休憩コーナーでかなり時間を潰した後、バスに乗ります。
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愛南町のコミュニティバス「あいなんバス」外泊(そとどまり)行きに乗って、西海地域に向かいます。
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リアス式海岸沿いの山の中を走ったり、入り江にある集落まで下ったりと、なかなか車窓の変化が楽しいバスです。
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内泊では、養殖筏(鯛やハマチでしょうか)がたくさん浮かんでいました。
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中泊を通り…
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目的地であり、バス終点の外泊に到着。
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山が海に迫る斜面に、その中腹まで民家が建てられています。
そしてそれぞれの民家の周囲には、台風・季節風や塩害から暮らしを守るために、軒に達しようかというくらいに石垣が高く積み上げられています。
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そう、ここは「石垣の里」。
先ほど通ってきた中泊集落の次男・三男の分家解決策として、幕末に開発された漁村が、ここ外泊集落。
北西から吹く潮風対策として、この石垣が築かれることとなりました。
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それでは集落の中を散策すべく、石畳が貼られた家と家の間の細い路地を入っていきます。
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石垣が目の前に。
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左側の窪みの中には、大漁と事業の繁栄の神様である「屋敷神様」が祀られています。
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山を切り拓いて出てきた石を、一つ一つ積みあげて作り上げられた石垣。
この景色が完成するまでに、気の遠くなるような労力がかかっているのでしょうね。
その迫力に圧倒されます。
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少し高いところから漁港を見下ろします。
こちらでは、ハマチを養殖しているようです。
穏やかでノスタルジックな情景ですが、この石垣がこちらの人々の生活をどれほど護ってくれているのか、余所者には想像しがたいものがあります。
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