3回目の株主総会参加です。
当社の株主総会は森川社長による経営の方向性に関するお話が直接伺える貴重な機会ですので、自分にとっては最優先のイベントとなります。
今回も経団連会館での開催となりました。
株主総会
席は64に対し、出席者は30名程度。
森川社長は今回もオレンジのネクタイを着用。
DIVA社のコーポレートカラーということでしょうか。
ウジュー取締役はオンラインでの登壇でした。
決議事項は以下の3つです。
- 剰余金の処分の件
- 取締役5名選任の件
- 中長期業績連動報酬制度の変更の件
今回も森川社長による報告事項の説明が聴きごたえがありました。
招集通知を一切使わないのは例年通り。
今回は中期経営計画の考え方について詳しく説明していただきました。
その内容について、以下でまとめておこうと思います。
経営情報の大衆化とは。
グループミッションとしている「経営情報の大衆化」とは、意思決定を可視化するということです。
英語では”Spreading Accountability”(いい言葉です…)と表現しているそうですが、そこには「アカウンタビリティ」を出来るだけ多くの組織単位に展開出来るよう、情報環境を整えようという想いが込められています。
意思決定が不透明な、権限や立場で支配する組織
から
信頼関係をベースに、能力を最大化できる透明な組織
へ。
組織をあるべきカタチに持っていくために、皆が共通言語として経営情報を使えるようにする「経営情報の大衆化」が必要となるわけですね。
今回言葉の意味するところをグループの沿革とともに丁寧に説明いただき、大変スッキリしました。
経営情報の大衆化に向けて。
次に、情報・技術・ヒトが常に変化していく状況を踏まえた、アバントグループとしての目標について解説がありました。
ポイントは、
- 継続的支援がカギ
⇒ ストック型BIで貢献力向上 - 経験のストック化が重要
⇒ 自動化を図りつつ、SaaS型事業で知財の蓄積を促進
という2点です。
これに合わせた目標として、
- ストック売上比率
FY2018 33% → FY2023 70% - 売上成長率+営業利益率
FY2018 28.5pts → FY2023 40pts以上
という数字を公表しているのですが、それぞれに対し、
- 継続的サービス推進中心への転換
- SaaS企業としてのパフォーマンスの目安
という意味合いを持たせています。
こうした企業としての目標を定めることで、顧客企業との永続的なリレーションの構築に向かっていくことができるという話で、とても分かりやすかったです。
ここまでしっかり解説いただいた上で、報告事項の最後に足元の業況について説明がありました。
4-6月期は受注も例年比低迷していたが、7-9月期の間にほぼ例年並みにキャッチアップしてきているとのことです。
この辺は業績予想の前提に沿った形ですね。
業績好調な小売・食品・情報通信・医療からの引き合いが多く、DXニーズは旺盛。
大企業ではデータ分析に対するニーズが高まってきているとのことでした。
(続く)
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