振り返れば、あっという間の半年であったように思います。
いつから半年経ったのかと言いますと、それは2/1付でつばめ投資顧問に顧問として関わらせていただいた時からです。
この半年間の経験で自分にとって大きかったのは、「人に教える経験」「人と議論する経験」です。
会員サイトでは、さまざまな相談が寄せられます。
また、自分の運用ではフォローしていないさまざまな企業について、代表の栫井さんや社員の皆さん、そして会員の方々と議論をさせていただく機会がたくさんあります。
「人に教えることによって自分も学ぶ」とよく言われますが、今まさにそれを実感しております。
さまざまな背景を持っていらっしゃる方々にわかりやすく伝えるためには、言葉で伝わるように考えを整理しなければなりません。
いわゆる「言語化」というやつです。
言語化の機会が飛躍的に増えたことで、自分の考えを研ぎ澄ませることができ、さらに言えば自分自身を理解する機会にもなっていることを肌で感じております。
また、それぞれの企業の株を株価推移に振らされずに強く握り続けるためには、言語化が欠かせないというのも、私の経験則としてあります。
外部環境、競争優位性、投資ストーリー…
これらについて自分なりに整理できていればいるほど強く握ることができました。
会社を辞めたことで、人に教える機会が減ること、言語化の機会が減ることに、実は危機感を抱いておりました。
こうして言語化能力を磨く機会をいただいたことを、とてもありがたく思っています。
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コメント
就任半年、おめでとうございます。
「言語化」の話、興味深く拝見しました。
ろくすけさんとは状況が違いますが、私も会社を辞めると決めたときに一番懸念していたことが、コミニュケーション能力と言語化能力の低下だったことを、読みながら思い出しました。
言語化は思考力につながりますから、生きていく上でとても大事だと感じていますが、投資においても重要なのですね。
ろくすけさんのブログが読みやすいのは、言語化能力の高さもあるのでしょうね。
ねこまにあさん、過分なお言葉をいただきありがとうございます。
投資を通じて、言葉の持つ力の強さを実感しているところです。
人に伝え行動を促す手段であると同時に、発している自分自身を変化させる力もありますよね。
より善く生きるために、より善い言葉を使えるようになりたいです。