今年も「10年で2倍」を目指す運用に変わりません。
年を通しての専業状態も2年続き、とりあえずトレードに勤しんだり、年間配当金にこだわったりしなくても食べていけることは実感できました。
そんなこともあって、「年単位で結果を追わないからこそ、可能となる投資スタイルもある」という思いは年々強くなっています。
昨年は素晴らしい企業とのコミュニケーションを深化させ、「同じ船に乗る」ことを強く意識しながらスタートした年でした。
実際、その通りの行動をある程度取ることができましたし、ありがたいことに同じ企業に投資する仲間とのリアルを含めた交流も深めることができました。
一方、主力の株価が冴えない時期が多く、年間を通じて株価が右肩下がり(左肩上がりと言いたいところではありますが)の投資先もあるなど、試練の年でもありました。
こういう局面では、「会社が好き」なのか「お金が好き」なのかが如実に表れると考えています。
「会社が好き」な投資家は応援する気持ちで買い、「お金が好き」な投資家は自分のお金を守るために売る。
そんな傾向があるように感じます。
実際、私自身もポートフォリオの中で濃淡があり、「好きな会社」を応援する気持ちで買うために、それほどでもない投資先(例えば、まだ「いけす」の中にある投資先)の株を売るといったことが、昨年は特に多かった気がします。
私の理想は、「会社が好き」な結果として、長い目で見てお金も増えていくことです。
どちらかと言えば、効率的にお金を増やすことそのものに対する関心が薄く、「お金が好き」が先に立たない人間ではあるとは思います。
その中にあって、「会社が好き」を「お金」にどう結び付けるかが課題です。
私自身は、やはり「価値」がその媒介になるのではないかと考えています。
「持続的に価値を増大させる会社に投資すること」と「社会貢献の仕方に共感できる会社=好きな会社に投資すること」を、いかに一致させていくかが、今年の大きなテーマとなりそうです。
↑ ポチっとお願いします。
コメント