最長路線バス・谷瀬の吊り橋~22年6月 シスメックス・eBASE総会旅行記その5

旅行

五条駅で下車し、ここからはバスに乗ることにします。

一本、右下へと伸びていく、とんでもなく長い路線がありますね…

バスが来るまでしばらく時間がありますので、こちらでお昼&ブログ更新作業です。

ガストからは五条駅より五條バスセンターの方が近かったので、こちらから乗車することにします。

最長路線バスとして名高い、奈良交通「八木新宮線」。
紀伊半島の真ん中を縦断するような形で、大和八木駅から新宮駅までを結びます。

全長169.8㎞、停留所の数は168!!
高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇ります。

ここから新宮駅までだと、約5時間10分!!
大和八木駅から全区間通しだと、約6時間30分となります!!

今回はいつの日か全区間乗る予行演習として(ホントか?)、途中の十津川温泉までの約3時間の旅です。

乗客は私を含めて5名でした。

国道168号をほぼひたすら南下していく路線です。

市街地をすぐ外れ、丹生川沿いに山の中へと入っていきます。

峠越え手前の車窓。
これは素晴らしい。

多少この辺りではクネクネはしますが意外と道路は整備されており、椅子も背もたれが高くて乗り心地は悪くありません。
(「乗り通しできるぞ!?」という自分の中の悪魔の声…)

天辻峠をトンネルで越え、五條市大塔町阪本あたり。
十津川村はこの先です。

土砂災害に悩まされてきた地域だけに、なかなか大胆な山腹の様子が目につきます。

バスなのですが、どこかローカル鉄道に乗っているような感覚(予土線とか)をおぼえます。

車窓に釘付けで、眠るのがもったいないくらい。

十津川村に入ってしばらくすると、やがて半端なく長い吊り橋が見えてきました。

これが有名な谷瀬の吊り橋ですね!

吊り橋最寄りの上野地で停車。
五條バスセンターから約1時間30分、ここで約20分の休憩があります。

乗客は皆、吊り橋の方に向かいます。

長さ297.7m、高さ54m。
十津川村上野地と対岸の谷瀬を結ぶ、住民の生活のために架けられた吊り橋。
生活用の鉄線吊り橋としては、日本最長ということです。

ちょっと渡ってみます。
往復するとバスに間に合わない可能性もあり(空いていれば大丈夫という話もありますが)、迷惑をかけてはいけないので途中まで。

「一度に20人以上はわたれません」との注意書き。
監視員の方もいらっしゃいました。

横幅はギリギリ板の上で行き違いができるくらい。

眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れます。

鉄線がしっかりしているので落ちる心配はないと頭では分かっているのですが、板がグラグラしますし、ちょっと頼りない継ぎ目を見てしまうとそれなりに怖くなってくるのです。。

(なお、地元の方はバイクや自転車でも日常的に通行するみたいです。)

橋の上からの眺めは最高です!
河原にはキャンプ場も。

向こうの中腹の集落まで歩いてみたい気もしますが、なにせ荷物が多いので今回は断念です。
半分くらいまで歩き、折り返しました。

梅雨時だったのでどうしようかとかなり迷ったのですが、思い切ってこちらに来て良かったです。

こんなに楽しいバス路線はなかなかありません。
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