上高地を後にし、さわんどバスターミナルで白骨温泉行きのバスに乗り換えます。
細い山道を延々と上り、終点・泡の湯に到着。
バス停のすぐ近くにある「かつらの湯 丸永旅館」さんが本日のお宿です。
標高約1,400mの高所にある、白骨温泉の中心部からは離れた場所にあります。
全部で11部屋の、小さな木造旅館。
木々に囲まれ、お部屋も素朴な雰囲気でとてもイイ!
冷房要らずで過ごしやすいです。
お茶請けは雷鳥の里でした。
上高地散策でだいぶ汗をかいたので、早速お風呂です。
比較的最近リニューアルしたようで、檜のいい香りが漂っていました。
白骨温泉の特徴はこの白濁したお湯ですね。
湧出した時は透明でも、温泉中に溶け込んでいた炭酸ガスが発泡してカルシウムと反応し、炭酸カルシウムが形成されるため、白く濁るとのことです。
硫黄分が多く含まれていて、ほのかなタマゴ臭がします。
肌ざわりは見た目よりもまろやかで、上品な感じのするお湯でした。
外の壁にかけてあった、板の分析書です。
飲泉もできます。
消化器系臓器の血流にいいみたいです。
飲みやすいですが、味は特に美味しいということはありません。
露天風呂です。
かつらの木が覆いかぶさるように枝を伸ばしていました。
内風呂とはまた違って、青みがかった色がとても素敵です。
源泉は約38℃。
長く浸かることのできる快適なぬる湯で、疲れをすっかり癒すことができました。
実は奥で女湯とつながっておりまして、混浴の露天風呂でもあります。
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コメント
上高地、白骨、乗鞍のあたりはやはりいいですよね。
本格的な登山はできなくても、リゾート地として十分楽しめますよね。上高地の大正池から明神の川の両岸の遊歩道はたしかに高低差はほとんどないし、やはりあの明神池の静寂の雰囲気がよいです。
白骨はやはり泡の湯の露天風呂でしょうか。かつて、冬の豪雪時に泊まって、露天風呂はぬるくてこごえましたが^^;。
乗鞍もよいですよ。麓の番所大滝、善五郎の滝、三本滝も清涼感があってよいですし、乗鞍山頂もバスの終点から1.5時間ほど歩けば山頂までいけて、天気がよければまさに360度の展望が楽しめます。
以前に行った時は雷鳥の家族に出会いました。そんなにひどいことをする人がいないからか人が近くにいても逃げなかったです。
https://fusiminohikaru.net/archives/6845
また秋にでも行きたいなー。新穂高や飛騨側の森林巡りなどは行ったことがないので、今度はそのあたりで。
この辺りは見どころが多いですよね。
今回分かったのは、バスでかなり行きたい所へは行けるということでした。
温泉もたくさんありますし、季節を変えて再訪したいです。