民家へと続く石畳の坂を登っていくと、とても高い場所にもかかわらず田んぼが広がっていました。

雨上がりの幻想的な風景。
登って来るのは大変でしたが、この季節でかえって良かったのかもしれません。

ここは果無山脈を望む、「にほんの里100選」にも選定された果無集落。
山の上にも人々の暮らしがあります。

大きな鯉が泳いでいました。
熊野古道は集落の中へと続いていきます。

集落を貫く、「歩ける世界遺産」。
縁側の前が石畳となっていて、個人宅の敷地内にお邪魔するような感じです。
ここらで休憩ということで、湧き水をいただきましょうか…

あ!どうやら先客がいらっしゃったようです。

水は飲めなかったですが、心が癒されました。


アジサイの咲く道を進みます。

尾根上に民家が並び、まさに「天空の郷」と呼ぶにふさわしい場所。

6月ですが早咲きの種なのでしょうか、コスモスが咲いていました。

まっすぐ歩いて林道とぶつかる所で振り返ると、「世界遺産 熊野参詣道 小辺路」の石碑。

本来は尾根上に道が伸びているのがよく分かるアングルなのですが、木とガスがちょっと邪魔をしてしまっていますね。

ここには実は十津川村村営バスが通じています。

ただし週一回、月曜日に2便だけ。
やはり小辺路の急登を歩いて来る方が達成感があって良いです。

ずっと来たかった場所。
株主総会とセットという妙な形になりましたが、念願叶いました。



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コメント
月曜日だけのバスってなんででしょう?
日曜だけとかならまだ観光客相手とか想像できますが。。。
お店等がない地域ですし、村営バスとして、住んでいらっしゃる方の週に一度の買い出しや病院通いのためのものですかね。
観光客が使わなそうな平日にあえて設定しているのかもしれません。