早速温泉に入ります。
明礬温泉では唯一、緑礬泉という強酸性(PH1.7)の泉質。
玄関に置いてある鍵を借りて、道を挟んだ離れの湯小屋に行きます。
鍵は2つあり、お風呂もこの中に2つです。
地下へ階段を下ります。
浴槽には蓋がしてあります。
開けると、本当に緑がかったお湯でした。
地下に潜り天井が高い造りなのは、まだポンプのない時代、源泉に合わせて浴場を造ったからなんだとか。
バスセットはマークスアンドウェブで、女性への配慮が感じられます。
湧出温度は60度以上ですが、やや熱めの良い湯加減となっていました。
自然湧出の量が多くないために小じんまりとした浴槽にし、かつ都度蓋をすることでうまくコントロールできているのでしょう。
酸性泉にしては刺激は少なく、とても気持ちよく入れました(口に含むと、かなり酸っぱいですが)。
「極上の名湯」と自負するだけのことはあって、何度でも入りたくなります。
客室の廊下です。
和モダンの雰囲気。
夕食です。
食前酒にはハート形の氷が入っていて、前菜も見た目がかわいらしいです。
それぞれが美味しくて、もうちょっと食べたいなと思うくらい。
地ビール「油屋熊八麦酒」がお供。
フルーティな香りですっきりと飲みやすいヴァイツェンでした。
女性にウケると思います。
お造りは真鯛と黒鯛の炙り。
そして、かぼすブリ。
ゆずを包むようにしていただくのは初めてでしたが、これは旨いですね!
牛ほほ肉が柔らかく煮込まれた「yamadayaの優しいポトフ」。
その名の通り、すんごく優しいスープの味が絶品です。
白菜をウニソースに付けていただきます。
山田屋さんの手にかかれば、とり天もこんなお洒落に。
トリュフ、かぼす汁、粒マスタードでいただきます。
コラーゲン入りの「美肌鍋」。
〆の黒米入りご飯。
デザートは醤油入りのキャラメルアイスとコナコーヒー。
塩キャラメルのような濃厚さがたまらなく、強く印象に残るデザートでした。
洋風の盛り付けや、繊細な味付け、ほどほどの料理の量など、かなり女性への意識が感じられました。
お湯は別府ならではの本格派、料理や館内の雰囲気は湯布院のような宿ですね。
とっても気に入りました。
《1日目:12/25(金)の旅程》
羽田空港 10:05ーANA793便→11:50 大分空港 12:00ー大分交通 エアライナー→12:45 別府北浜…別府駅西口 14:25ー亀の井バス[5]→14:49 地蔵湯前
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