金曜日の東京株式市場は良い締まり方であったので、高揚感・多幸感のある週末を迎えている方も多いかと思われます。
こういう時こそ、いつ起こるか分からない暴落への準備をしておこうという気に、私はさせられます。
具体的に何をするかと言うと、
１．銘柄ごとに、現在の株価が織り込んでいるシナリオについて考える
２．売る順番を決める
です。
１は、現在の株価がファンダメンタルズの面から十分説明可能かどうかをチェックするということです。
数年先の業績、そこから先の成長率、企業に対する投資家のリスク認識。
数字をあてはめてシミュレーションをしながら、「今の株価はこういう前提であれば説明できる」という確認をします。
3月決算先については、決算発表シーズンということもあって通期の目処もそろそろ立ってくるので、良い機会だと思います。
その上で、２に移行します。
私の場合は平時はほぼフルポジ状態ですので、暴落時に素晴らしい企業を買いたいと思えば、暴落の初期までの段階で換金を進めておく必要があります。
１の作業を通じて（株価的に）「ちょっと無理筋かな？」「いいところまで織り込んでしまったかな？」あるいは「自信の持てるシナリオが描けないな」という銘柄に関しては、売る候補としてリストアップしておきます。
現状では、主力どころは自分の目標株価との乖離があって上昇余地があると見ていることから、まだガチホできる材料の揃わない「いけす」銘柄から躊躇なく売却していく形になろうかと思います。
落ちる時はあっという間ですからね。
その時になってから考えるようでは、美味しい機会を逸してしまうことになりかねません。。
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