因美線木造駅舎巡り(1)・美作河井駅~19年9月 やまみ総会&吉備国旅行記その10

旅行

旅行最終日、9/26(木)は津山駅からのスタートです。

泊まった宿は駅前のホテルα-1。
この駅周辺は選択肢が限定されることもあって、かなり賑わっていました。
立地の勝利を感じさせますね。

本日は因美線の岡山県側で木造駅舎巡り。
途中下車を繰り返すこともあり、前日に引き続き「吉備之国くまなくおでかけパス」を使います。

因幡国(鳥取県東部)と美作国(岡山県北東部)を結ぶ因美線は、ご想像の通り超閑散ローカル線。
スケジュールの都合上、早朝から動かざるを得ず、ホテルも朝食無しとしました。

この行先案内の文字の雰囲気が既にエモいです。

吉井川を渡ります。
途中、女子ゴルフの渋野日向子選手の母校、作陽高校も見えました。

東津山駅までは姫新線、そこから先が因美線の区間となります。

かつての急行「砂丘」の停車駅であった美作加茂駅。
この路線の中では乗降客が多い駅でしょう。

ここで私以外の乗客は全て降りていきました。
この列車は一応、快速列車なんですけど…

県境に向かうにつれ、山深くなっていきます。

難攻不落の堅城の「矢筈城跡」の表示板が見えて。

岡山県側の最後の駅、美作河井駅で降ります。
県境の峠に近いだけあって、津山とは違って肌寒く感じます。

智頭行きの列車は、空気を運んで去っていきました。

駅舎です。

無人駅なのですが、駅舎内を見るとそうとは思えないほど綺麗に維持されています。
昭和6年開業当時の雰囲気がきっとそのまま残されているんでしょうね。

入り口も温かみがありますね。

ここから市営バスが出ており、旧阿波村方面へと向かうことができます。
より効率的に駅巡りをするために阿波地区の「あば宿」に宿泊することも少し考えたのですが、あいにく水曜日は定休日で断念しました。

駅一帯をぶらぶらと。

やたら長い直線ホームと短い草に覆われた線路跡は、かつての栄華の証。
平成8年に智頭急行が開通するまでは、ここも岡山と鳥取を結ぶメインルートの線上にあったんですよね。
往時はタブレット交換も行われていました。

かつて使われていた除雪車用の手動の転車台。
土の中から発掘されたのが平成19年。
その後、近代化産業遺産の認定を受けています。

山間にポツンと佇む、誰もいないホーム。
実にいいですね。

ここに来るのは10年振りですが、10年後もこのまま残っていて欲しいな。

このスカスカの時刻表。
駅には約1時間20分の滞在となりました。

そういえば、もうすぐザラ場が始まるな…とりあえず前田工繊の買いを入れておくか。

岡山県側に折り返すべく乗車します。

まさにスローライフを感じられる路線。ゆったりした時間の流れを楽しみました。
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