御幸の浜を後にします。
西湘バイパスを再びくぐって…

西海子小路(さいかちこうじ)へ。
明治から昭和にかけて多くの文学者がこの界隈に居を構えていたとのことで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

桜のトンネルが見事です。

早川橋を渡ります。

ほぼ河口ですね。

渡りきったところに、小田原さかなセンター他、食事処が連なる一帯があります。

土曜日のお昼時ということもあって、いくつかの有名なお店は40~50グループ待ちでした(苦笑)
いや~、足元の観光の盛り上がりを甘く考えていましたね。


ということで、比較的早く入店できそうで口コミの内容も上々な、「かご平」さんでお昼をいただくことにしました。
お値段はこの一帯の中では良心的です。

「あじさしみとアジフライ定食」を注文。

アジのお刺身は小骨がキレイに取り除かれていて、厚切りで旨い!

アジフライは表面カリカリ、中はふんわりでこれまた美味しかったです。
何気に魚の角煮の小鉢も、ごはんに良く合って絶品でした。
小じんまりとしたお店を年配のご夫婦でやられていてとてもお忙しいはずなのに、雰囲気の穏やかな奥様の丁寧な接客ぶりが印象に残りました。

その後、小田原漁港をぐるっと歩いてみました。

南端に展望スペースがあります。

シャア専用ズゴックデザインのマンホールがここに。
小田原市はガンダムの生みの親である富野由悠季氏の出身地らしいですね。

漁港の眺め。

海側に目をやると、ちょうちん灯台がありました。

小田原漁港から早川駅はすぐ近く。
ここから帰るという手もあったのですが…

まだ早い時間ですので、思い切って「石垣山一夜城」まで歩いて登っていくことにしました。
豊臣秀吉が小田原合戦の本営とした城の跡地ですね。
小田原北条氏を包囲するため、一夜のうちに城を出現させたように築城したという伝承に基づき、この名が付いています。

歩道のない登り道をひたすら進んでいきます。


陽当たりの良い斜面なため、道の両脇には柑橘類がたくさん植えられています。

ダラダラと続く登りは地味にキツいですが、小田原の街並みと相模湾を見下ろす眺望に励まされます。

道中には、小田原合戦へ参陣した武将(とは限らず)の案内板が所々にあります。


歩き疲れた頃に現れる、桜やツツジに癒されます。

早川駅から50分ほどかけて到着しました。
この旅は、割と行き当たりばったりなのでした。


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コメント
どっぷりお城めぐりですね
特にそのつもりはなかったのですが、成り行きでそうなってしまいました。