いま「変化の時代」を迎えています。
でも、これまでもそうでしたし、これからもきっとそうでしょう。
いつだって「変化の時代」です。コロナとか関係なく。
何が言いたいかというと、世の中が常に変化していく中で、優れた企業もそのままのカタチで優れた企業であり続けたわけではないということです。
危機を乗り越えたからこそ、強くなる。
変化に対応できるからこそ、強くあり続ける。
こういうことだと思うのです。
創業者なり中興の祖なりが、社会で生じている課題に対する強い当事者意識、あるいは外部環境の変化に対する強い危機意識を持って事にあたった結果、今があるということですね。
その企業がどういう価値提供をしていきたいのかも、そこから明確に浮かび上がってきます。
前置きが長くなりましたが、この本は日本とアメリカの企業の「危機の突破事例」を20社分、集めた事例集です。
著者は本職はwebデザイナー(みさき投資にも所属していたことがあるそうです)ですが、個人で社史を研究されている方で、The社史という素晴らしいサイトを運営していらっしゃいます。
危機は必ず訪れるもの。
その時に自分の投資先がそこをどう突破するのかを見届ける上で、企業沿革を振り返ってみるとともに、こういった他社の危機突破事例を頭に入れておくと良さそうです。
1社1社物語として程よい分量でまとめてあり、大変興味深く読むことができました。
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