夕食です。
前菜は、十和田湖のワカサギ、弘前の嶽きみ(とうもろこし)、青森南部のアピオスの天ぷら。
嶽温泉に行ったときに嶽きみを食べそこないましたが、この甘さはたまらんですね。
御造りは、十和田湖のニジマス、三沢のホッキ貝、北海道の蛸。
小鉢は、身欠きニシンと蕗の味噌和え。
中丼は津軽の郷土料理、県産烏賊を使った「すしこ」。
赤紫の「すしこ」はもち米の漬物。
津軽の伝統食で、こちらも一度は食べてみたかったものです。
山の中の宿ですが、意外と地物の魚介類が揃いましたね。
岩魚の姿焼き。
けいらん白味噌仕立て。
「けいらん」とは、もち米をこねて餡を”鶏卵”の形に包んだ団子を使い、汁物としていただく下北地方の郷土料理です。
ホタテと湯葉入りの焼き玉子豆腐と、ナマコのなますりんご酢漬け。
そして南部名物のせんべい汁。
ここまで肉類がないことに気づきました。
デザートも青森らしく、リンゴ水ようかん。
ヘルシーで美味しい郷土料理をたくさんいただけて満足しました。
もう一つの男女別のお風呂「泉響の湯」に入ります。
浴槽から梁まで高さがあり、開放感がありますね。
こちらのお風呂も泉のように底板の間から源泉が湧いてきます。
水面で「湯玉」が弾けるところです。
蔦温泉の浴槽の構造です。
ブナの森のロマンを感じながら浸かるお風呂は極上でした。
(1日目終わり)
コメント