この日のお宿は「打当温泉 マタギの湯」さん。
駅からは車で3分ほど。
日帰り入浴でも送迎していただけるのだとか。
広々としたロビーでは、あちこちで熊が活躍。
総部屋数16とそこまで大きくないのですが、日帰り入浴のお客さんも多そうで、秘湯の宿とうたいつつも想像していたより立派な建物です。
お部屋はまるでビジネスホテルのような洋室。
暖かくて快適です。
夕食まで時間があるので、併設されているマタギ資料館へ。
宿泊者は無料で入館できます。
自然への畏敬の念が、刻まれた皺と険しい表情に出ていて、とても格好いいです。
狩猟の対象は換金効率の高いツキノワグマが主。
マタギの生きざまが伝わってくる展示となっています。
神秘的なマタギの風習を体系的に勉強できる、なかなか興味深い資料館でした。
温泉の写真は宿のものを借ります。
鉄分の匂いがする濁り湯(泉質:ナトリウム、カルシウム塩化物泉)で、内湯はやや熱め。
露天風呂の写真も借り物で季節は初夏のものと思われますが、行った時は一面の雪景色を楽しむことができました。
お食事です。
鍋には日本酒ということで。
お造りは、ます、なまず、湯葉という珍しい組み合わせ。
トロットロの茄子の田楽、山菜ごはんが美味しかったです。
そしてメインの熊鍋!
よく煮込んであって独特の臭みはだいぶ消されており、コリコリとした食感の熊肉は意外と食べやすかったです。
何より、スープに溶けだした濃厚な旨味が、超絶美味しい!
飲み干したくなる鍋って、なかなかないですよね。
思い出に残る、いい経験をさせていただきました。
《4日目:1/7(土)の旅程》
青森 8:09ー奥羽本線・五能線 リゾートしらかみ2号→12:19 東能代 12:46ー奥羽本線→13:15 鷹ノ巣…鷹巣 14:38ー秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線・急行もりよし3号→15:53 阿仁マタギ
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コメント
またぎ資料館、立派ですね。
泊まれるアミューズメント施設のように感じました。
ふらっとは行けそうにないですが。
クマ肉もそこで食べられるのは、さらに興味がわきます。
行くのはなかなか大変ですが、その価値はあると思いました!