峡雲荘さんのロビーです。
囲炉裏と南部鉄瓶が置いてあり、木の温もりも感じられて落ち着く空間です。

松川温泉の地熱蒸気を利用した染物も飾られていました。
館内は和モダンの雰囲気で、立地からは想像できないオシャレさがあります。

清潔感のあるお部屋です。
WiーFiも問題なく繋がりました。
こちらで特徴的なのは、温泉から出た硫化水素で電子機器がダメになってしまうので、エアコンが無いことです。
ということで、館内の暖房は温泉の蒸気が活用されています。
わが国最初の地熱発電所として有名な松川地熱発電所から、蒸気をパイプで引っ張ってきて温める仕組みです。
温度は調整できず、高めに設定されているためか、そのままだと下着で過ごせるほどに暑くなります。

ですので、窓を開けて雪がしんしんと降り積もる外の空気を取り入れ、室温を調整することになります。

リニューアルがされているようで、水回りも綺麗。

大浴場へ。
実は私、7年ちょっと前の紅葉シーズンに日帰り入浴で来たことがあるのです。
その時の様子がコチラ。
あまりにその時の景色が素晴らしかったので、いつか泊まりで来たいと思っていました。

現在は撮影禁止となっているので、楽天トラベルさんの写真から。
きれいに白濁した単純硫黄泉のお湯は強烈過ぎず、程よく体を温めてくれます。
あの小さな窓から、体をかがめて外に出ることができまして…

その先はこちらの混浴露天風呂へとつながっています。
雪見風呂も最高の雰囲気でした。
内風呂からお湯に浸かるまでの十数秒の間、(心の中で)キャッキャ言いながら雪道を踏みしめる時間もまた尊いものです。

なお、露天風呂に直結する入口もあります。
以前入った時は、こちらからだった気がします。

夕食は部屋食です。

お刺身は、珍しいイトウ・岩魚・虹鱒。
あわび茸、姫竹、天然なめこ等、山菜を使った小鉢も特徴があって嬉しいです。

豚肩ロースの角煮、舞茸・ししとうの天ぷら。
長いもを使った豆腐のようなものは何だったのか、聞きそびれました。

甘めの酢味噌でいただく岩魚の唐揚げが特に美味しかったです。

メインはホロホロ鳥の鍋。
薄くスライスしてあって野性味は程々に抑えられつつ、しっかりとした旨みを感じられました。

ご飯も美味しいです。

デザート。
部屋食でもここまでしっかりしたものを頂けて、大変満足致しました。
《2日目:1/5(木)の旅程》
鳴子御殿湯 8:38ー陸羽東線→9:18 古川 9:49ー東北新幹線・はやぶさ103号→10:07 一ノ関 10:15ー東北本線→11:46 盛岡 13:42ー岩手県北バス→15:32 松川温泉



↑ ポチっとお願いします。
コメント
いいですねぇ、温泉。北の方は車で行くには遠くてなかなか訪ねることがありません。
一度、ゆっくり回ってみたいものだと思います。
図書館にリクエストしていた著書の方ですが、本日、準備ができましたと連絡がありました。
図書館で買ってもらったということです。
リクエストしたものすべて買ってもらえるわけでもありませんのでよかったです。
現在、コロナ感染の待機期間で自宅で過ごさなければいけません。
幸い症状は軽めなので、本は家族にとってきてもらって待機期間の間にしっかり読みたいと思います。
本を図書館にリクエスト頂き、ありがとうございました。
ご快復の後、ご笑覧いただければと思います。