10年前より日本株ポートフォリオをこう名付けて運用しています。
近年読者になっていただいた方の中には「ろくすけカブスとは何ぞや?」とお思いの方も少なからずいらっしゃるでしょうし、ここで改めて説明させていただきます。
名前の由来はシカゴ・「カブ」スから。
野球チームになぞらえている訳ですが、これには主に以下の理由があります。
個別株において、十分に目の行き届く範囲で分散効果を得るためには、10銘柄程度に投資するのが望ましいと言われることがよくあります。
野球のスタメンは9人ですから、長期投資候補としてピックアップする数として適切だと考えました。
実際、兼業でやっていた時代は、これくらいが管理する上で過不足感が無くて良かったです。
ちなみに、スタメンは保有割合2%以上としています。
レギュラーがある程度固定されているチームは強いですよね。
スタメン選抜に際しては、長期でじっくり構えることで複利効果を得る意識を持ってやっています。
必然的に、価値創造を持続的にできる企業を多く組み入れることになります。
ポートフォリオを安定運用するために、性格の異なる銘柄を組み合わせることを心がけています。
BtoBとBtoC、内需と外需、大型株と中小型株、メーカーと卸小売等々。
「史上最強打線」のように、4番が打てるバッターばかりを集めても勝てるとは限りません。
誰かが打てない時には、他の誰かがカバーするような打線であって欲しいと思っています。
上位~中軸は安定成長で頼りになる銘柄、下位に意外性の一発のある銘柄、あるいは将来中軸を担う可能性のあるホープの銘柄を置くイメージです。
ちなみに、4月末のろくすけカブスはスタメンが15銘柄になってしまいました。
時間ができた分、兼業時代より数は多めになっていくでしょうね。
まあそれでも、地方スーパーがスタメンに入ることは考えにくいですけど(笑)



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