今月の売買（22年5月）

5月の売買です。


《買い》

【2303】ドーン（追加×4）

…　月前半の押したところでは丁寧に拾っていきました。クラウドサービスの各自治体等への横展開による、近年の営業利益率の上昇傾向が頼もしいです。

【3835】eBASE（追加×9）

…　先日の記事に書いた通り、前期下方修正の分はいずれ復元することが確認できておりましたので、結局390円まで買い下がっていきました（389円は刺さらず）。IR照会を重ねていく中でビジネスモデルの革新が進んでいることと、外部環境としても追い風が吹いていることを把握し、中長期的に成長が加速していくシナリオを描くことができましたので、決算発表直後にも大きく買い増しをしました。これまでで一番購入した月になったと思います。

【6098】リクルートホールディングス（新規＋追加×3）

…　「不の解消」を社会使命として長年掲げる企業です。Indeedの買収以降、グローバル化を加速してきたグループとして注目しておりましたが、グロース総崩れ＋米国景気減速懸念のタイミングでエントリー。大企業では規模が大きくなるにつれ資本効率性が低下していくケースが多いのですが、当社の場合はネットワーク効果を働かせることによって、逆に高められる期待を持てるのが魅力的です。

【6869】シスメックス（追加→一部売却×2→追加×2）

…　じゃじゃ馬のような値動きですが、その中でできるだけ安く集めることに努めました。アフターコロナでの検査数増加→試薬売上増加に期待しています。円安も追い風ですね。

【7683】ダブルエー（追加×2）

…　厳しい環境を言い訳に終わらせることなく、その場その場で自分たちにできることに挑戦し続ける社風は素晴らしいものがあります。「跳べるパンプス」は、付加価値を訴求して販売価格を引き上げつつ、スケールメリットで原価低減を図ることのできた成功例ですよね。臨機応変なオフ率の設定を含めた、SPAとしての完成度を背景とする柔軟なプライシングは当社の真骨頂の部分であり、1年後の業績を思えば、目先の原価上昇・一時的な利益率低下を必要以上に恐れている現状はチャンスと捉えています。


《売り》

【7821】前田工繊（一部売却×3）

…　公共工事関連はなかなか全ては価格転嫁をしきれない部分があると判断し、ウェイトを落としました。

【3496】アズーム（全売却）

…　ポートフォリオ全体が苦しい時に好決算を出してくれて助かりました。

【6361】荏原製作所（追加×3→一部売却×2）

…　為替が営業利益にプラスで効いてくるものの、原材料価格高騰の影響がそれを打ち消してしまう旨の説明には、正直物足りなさを感じました。ウェイトを落として様子見中です。

【8919】カチタス（一部売却）

…　ポートフォリオは内需系のウェイトが自然と高まってしまう傾向があるので、こちらを少し売って調整しました。インフレ局面では中古住宅の需要は底堅いとは思うのですが、ここは他を優先します。


《「いけす」》

【6432】竹内製作所（新規＋追加×2）
【9020】東日本旅客鉄道（新規→全部売却→再購入→追加→全部売却→再購入）
【3076】あい ホールディングス（新規＋追加→全部売却→再購入）

【2267】ヤクルト本社（売り買い同数）
【4800】オリコン（売り買い同数）
【6367】ダイキン工業（売り買い同数）
【6501】日立製作所（売り買い同数）
【7730】マニー（売り買い同数）
【7816】スノーピーク（売り買い同数）


月中は監視中のものも含め、あまりにも魅力的な株価になっていたものが多かったので、いろいろ目移りしてしまいました。
それが「いけす」の中での売買にも表れた形です。