5月の売買です。
大きく下がる局面が目立ちましたので、自然と手数は増えることとなりました。
《買い》
【2303】ドーン(追加×3)
… 安くなったところで、3Q発表前に売却していた分の買戻しを行いました。直近の業務提携からも、現中計期間終了後の「拡大ステージ」に向けた準備が進んでいる感を受けます。
【7683】ダブルエー(追加×2)
… 株価の下落そのものが恐れを増幅させ、目先の些末な情報(あるいは情報とすら言えないもの)に引きずられて疑心暗鬼になっている方、加えて懐事情から換金を迫られている方も今は多いのでしょうね。元々良質な事業の経済性は足元でさらに強化されつつあるため、投資家として時間を味方に付けて複利を働かせる意識さえあれば、ここでの売りという判断は個人的にはあり得ないと思っております。また同時に、エントリーするのにこれほど低リスクで相応のアップサイドを見込めるチャンスはそうそう無いとも感じております。「市場は短期的には投票計、長期的には重量計」とはよく言ったもので、実際その通りの展開になるものと予想します。
【3835】eBASE(追加×2)
… IR姿勢のポジティブな変化を素直に評価したいと思いました。ほとんどの方がスーパーでの食品購入をはじめ、目に見えない形でお世話になっている企業です。B2B2Cビジネスの進展と丁寧なIRの両輪が牽引する形で、その社会的な価値が個人投資家に広く知れ渡って欲しいと思います。
《売り》
【3836】アバントグループ(一部売却×5)
… かつての主力であるイー・ギャランティが決算発表後にグロース不振と相まって大暴落し、かなりお手頃になりましたので、比較的値を保っていた当社から一部をシフトすることにしました。なお当社に関しては、「新たな市場の創造」の成否が不確実であるため、少しウェイトを落としてしばらく見極めしようと思っています。
【7716】ナカニシ(一部売却×3→追加×3)
… 株価回復が急だったので一旦一部売却しましたが、その後1Qでの無難な着地(北米デンタルチェア市場に対する不安感の後退)がまるで無かったかのように大幅に下げてきたので、購入を再開しています。
【7839】SHOEI(一部売却×4)
… 前月と同様の理由です。
《「いけす」》
【4063】信越化学工業(新規)
【6289】技研製作所(新規)(高知)
【8771】イー・ギャランティ(新規+追加×2→一部売却→追加×4)
【6965】浜松ホトニクス(全部売却)
【4216】旭有機材(売り買い同数)
【4527】ロート製薬(売り買い同数)
【5889】Japan Eyewear Holdings(売り買い同数)
【7701】島津製作所(売り買い同数)
【9166】GENDA(売り買い同数)
自分の中で割安なものを追求していくと、自然と勝手知ったる企業群への投資が増えていきますね。
ただその中でも、少しずつ新しい血は入れていこうとは思っております。
コメント
いつも参考にさせて頂いております。
疑問に思っていることがありコメントさせていただきました。
保有株の入れ替えについて頻度が高い印象がございます。
過去記事から入れ替えはより計算価値からの乖離が大きく安全幅が確保できる方にと理解しております。
ただ下落トレンドやイベントが考えられる場合、または今度上がる可能性が見える場合はその方針とは逆のほうが良いと思います。
今月の売買を拝見するとそのような売買をしている場合もあると思ったのですが実際のお考えを教えていただけますでしょうか?
またしている場合でも数量を限定して調整しているのでしょうか?(×数量で)
ろくすけさんの基本方針に反する質問となってしまって失礼になりましたら恐縮ですが、長いこと疑問に思っていたのでできる範囲でお教えいただけると幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
手数が多く見えるかもしれませんが、実際に動かしているのは全体のごくわずかで、ほとんどは固定されていてポートフォリオの形はあまり変わっておりません。
仰っていただいている通り、動かしている部分は目先のイベントなどを考慮し柔軟に対応している部分もあります。
ご回答ありがとうございます。
全体から見れば少量とのことですね。
小型グロースの成績が思わしくない中で、
企業自体は成長しているため保有するには問題ないものの、
大型株が伸びていく中では機会損失に感じることもあり、
何かした方が良いのかと思いご質問させていただいた次第です。
ありがとうございました。