国宝の陽明門です。
なんという華麗な装飾、なんという過剰な人出!
まじまじと見上げてしまう美しさ。
細部も見ていきます。
霊獣の「龍」と「息」(ヒゲが無く、鼻孔あり)。
その下には、平和への願いを込め、中国の子供の遊びを描いた彫刻の「唐子遊び」。
一番下が口の開け方がバラバラな唐獅子。
儒教の聖賢や中国の故事・逸話を表した人物彫刻。
門をくぐって左側の柱にあるのは、渦巻きがここだけ下向きに彫られている「魔除けの逆さ柱」。
「建物は完成と同時に崩壊が始まる」との伝承から、わざと未完成にしているもの。
深いですね。。
こちらも国宝の唐門。
御本社。
東回廊の上部にある眠り猫。
真裏には2羽の雀。
雀を捕えようとせずに眠る猫の様子が、平和の世を象徴するとのこと。
坂下門をくぐり。
石段を登って、家康公の墓所である奥宮へ。
上の方では息を切らす方もちらほらと。
奥宮の拝殿は打って変わって落ち着いた印象。
神柩が納められている御宝塔。
この一帯はさすがに厳かな空気が流れています。
陽明門の手前にある、廻転灯篭。
オランダの東インド会社から贈られたもので、葵の御紋が間違いから通常とは逆さになっています。
本地堂(薬師堂)の鳴龍なども見学しまして、1時間半弱の滞在となりました。
さすが世界遺産、装飾芸術の宝庫でしたね。
表参道を下り、日光東照宮を後にします。
それにしても、情報量の多い場所でした。↑ ポチっとお願いします。
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