今日は、バリュエーションを精緻に行うべきかどうかについてです。
ビジネスを正確に評価しようとすると、正確に不正確な値が得られます。
セス・クラーマン
英語らしい表現ですね。
変数の入れ方次第で値が変わってくる世界です。
完璧に全ての情報が得られるわけではなく、将来も不確かなために入力する数値も評価者の「意見」によるところが大きく、正確な値などは出しようがないのです。
正確に間違っているよりは、おおよそ正しい方が良いのです。
ウォーレン・バフェット
バリュエーションに凝り過ぎると、評価に手間をかけたこと自体が正確性を担保しているように錯覚していしまい、誤った自信を得てしまうリスクも考えられます。
「大筋が間違っていなければよし」というくらいの構えで、バリュエーションもある程度シンプルに取り組んだ方が良いのではないでしょうか。



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