今日は、「株価を見ない」ためのヒントになる言葉です。
幸福のレシピの一つが、選択的不注意と無気力である。
ジョエル・ティリングハスト (太字は当方にて)
お金を失う苦痛は、お金を得る喜びよりも大きいので、株価が変動するのを見れば見るほど、不機嫌になるのだ。
株価を追いかけるのではなく、投資対象の価値に影響を与える情報を集めることに多くの時間を費やすべきである。
一日に何度も株価をチェックしていると不機嫌になりがちなのは、人間の脳のしくみ(プロスペクト理論で言う「損失回避性」)がそうさせている面が大きいでしょう。
「お金を失う」「お金を得る」が仮に同頻度で訪れたとしても、「お金を失う」の方に重きを置いてしまうのです。
ですから、感情にまかせて余計なことをしないためにはもちろん、自分で自分の機嫌を保つためにも、「株価をできるだけ見ない」ほうが多くの方にとっては幸福への道ではないかと思います。
なお、ティリングハスト氏は、情報を集めるにあたってeメールやソーシャルメディアは避けるようにもしているとのことです。
本質に関わる重要な情報を見逃さないようにするため、些細なことに気をとらわれないような習慣づけをしていきたいものです。



↑ ポチっと & ↓ Xでのシェア をお願いします。
Tweet
コメント