上場来毎年参加しており、今回で7回目になります。
当社も「優待株」としてすっかり個人投資家の中で市民権を得た感がありますが、個人的には事業の先行きの方に興味があるため、その辺りを中心に質問をさせていただきました。

株主総会
2026年4月27日(月)午前10時30分
東京都渋谷区恵比寿一丁目20番8号
エビススバルビル EBiS303
5階 カンファレンススペース
お土産 無し
会場は前回・前々回と同じです。
用意されていたのは54席で、参加者は22、3名といったところ。
席数は減りましたが、参加者数自体は前回から微増していると思います。
ただ、分割×優待効果で爆増した株主数からすれば、相変わらずの少なさ。
とりあえず、開会前に顔なじみの方々にはご挨拶させていただきました。
なお属性の変化として、女性が過半になり、新顔の方も少し増えた印象はありました。
また前回総会での指摘を受けてでしょう、参加者用にペットボトルの水が用意されていました。
議長は肖社長。
女性役員のお二方は黒スーツでビシッとキメています。
監査報告は、招集ご通知に際しての電子提供措置事項の通りということで省略。
事業報告は例年通り要点のみを自動音声のナレーション付きで流す形でしたが、さらに内容が簡素化された(定性的な情報が減った)気がします。
決議事項は以下の通りです。
- 取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件
- 監査等委員である取締役4名選任の件
(前回と違って、肖社長からそれぞれの方のご紹介と、それを受けた皆さまの一礼がありました。)
(10:41)
質疑応答(1)
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
回答は肖社長メインで、内容に応じて一部新井取締役が答えるものもありました。
一回につき質問は一問まで。
【質問1】
総会を始めるにあたり、議決権に関して「開催するための定足数を満たしております」とさらっと流していた。
具体的に株主数・議決権数がいくつで、何%になるから定足数を満たしている、と述べてから開催すべきではないのか?
何十社と総会には参加しているが、ほとんどの会社はそうしている。
事務局で集計してすぐ分かるはずだから、「開かれた総会」として開催して欲しい。
⇒
今までも開かれた総会としてやってきている。
最新の数字としては、株主数2万8,716名、議決権数19万722個に対し、行使した株主数は9,932名、議決権数は14万4,571個。
常に数字の報告は受けている。
(質問者:ありがとうございます。開かれた総会にするために、毎回冒頭に数字を提示してから始めていただきたい。)
【質問2】
瞬間フィットスニーカーのCMは男性のチョコレートプラネットの起用ということで幅広いターゲットに向けてアピールする意図が感じられ、てっきりメンズのサイズも用意いただけると思っていたが、実際にCMで紹介している2型の商品は26cmまででそうではなかった。
今回メンズ向けのサイズを用意しなかった理由と、メンズスニーカーの展開を今後どのように考えているかを教えて欲しい。
(私からの質問です)
⇒
TVCMは数回やっているが、今の視聴者はTVをずっと見ているわけではなくて何かをしながらつけているというのが実情であり、歌や音声でインパクトのあるものが記憶されやすいということもあって、色々と意見をさせていただく中、結果として旬のこの2人を使うことになった。
初めは彼らが男性なので男性のサイズまで作った方がいいという意見もあったが、やはり今回はソールから設計しており、かなりの投資となっている。
また、今までも男性用のスニーカーを作ってネットで販売をし、一部店舗にも置いてるが、株主優待以外での売れている数は本当に知れているというのが現状。
今回の上期、どこまでやるかということを議論しながら、お客様・株主様からも意見をいただき、必要であればこれから展開していこうかと思っている。
今回4月から始まって、この2型のスニーカーは25.5cm、26cmがかなり出ており、男性の株主様からのお声もいただいているので、しっかりと数字の分析をし意見も聞きながら、これからどこまで展開していくかを検討していきたい。
→ メンズに数字上の貢献を期待するのは、まだ時期尚早といった感じかも。
【質問3】(質問1と同じ方)
リーガルと提携したと聞いている。
同社は主にメンズのメーカーという理解だが、提携によってどのような効果が出、売上・利益にどのようなインパクト・成果があったかを教えて欲しい。
⇒
(肖社長)
卑弥呼の婦人靴での連携の話なので、新井取締役から。
(新井取締役)
リーガルには、アウトレット、正規店で100店舗展開しているのが現状。
昨年の秋冬の8月から始まったが、季節物の商品としてのブーツで当社の強みを出せていると思う。
リーガルさんでもパンプスは基本的にあるが、当社のパンプス、ブーツについてはリーガルさんがあまりやられていない部分に関して、後半になってからより数字が伸びてきたと思っている。
春夏に関しては商材も揃ってきて、売場の面積ももう少しいただけるようになったため、商品の展開もより見せていけるはず。
これから当社の強みでもあるサンダルの季節になるので、より結果が出てくると考えている。
(肖社長)
具体的な数字のことについては、他社との提携ということもあり、こちらから一方的に発表することはできない。
両社はともに上場していて成長を目指しているが、お客様の支持がないと数字はついてこない。
当社はレディース、向こうは紳士、その真ん中にスニーカーがある。
これから定期的に議論をしながら、連携を拡大できるように頑張っていきたい。
【質問4】
NICALに関して、差し支えなければ新井取締役か岩瀬取締役にお伺いしたい。
これまではモードなブランドイメージと本革素材が特徴であったという認識だが、フェミニンなデザインへの変更と素材の本革からの移行が見受けられる。
この方針変換についての背景と狙いは?
⇒
(新井取締役)
NICALに関しては「モード」をやってきたが、卑弥呼に移管した後は百貨店中心の売り場になってきている。
卑弥呼の売場の近くで販売していることも多い中、卑弥呼(HIMIKO)でもモードという面ではリンクする部分もあり、商品として似通ったものが出た場合に価格の面等でNICALの方に決まる、ということがあった。
卑弥呼(企業)としてラインナップをどうしていくかについて考えた時、「フェミニン」への対応は卑弥呼でも課題として感じていて、やはりより強めていきたいということがある。
百貨店のお客様でフェミニンを好む方も多く、そのお客様の層に向けて(NICALを)移行することによって、新規のお客様を取り込んでいけると考えている。
まだ春夏の展開を始めたばかりだが、やはり今までにないお客様に来ていただいている現状があるので、このまま続けていきたい。
(肖社長)
NICALは元々ダブルエーが運営し、「ORiental TRafficのお姉さん」的な位置づけで展開していたが、お客様から見た時にはORiental TRafficより価格が高く、なかなかそこまで支持されてはいなかった。
その一方、卑弥呼の値段が上がっていく中で、手頃な値段のものも必要だということ、売場が似たようなところではNICALは価格としては「卑弥呼の妹」的に展開しやすいということもあって、ダブルエーから移管したという経緯がある。
同じ値段でも、ダブルエーでやるよりは卑弥呼でやる方がやりやすい。
お客様の要望、市場心理、そういったものを総合的に考えながら、柔軟に展開をしていきたい。
→ 卑弥呼とのカニバリを避けるためのリブランディングの結果、NICALはダブルエー運営時代とは実質的に別物になった印象です。客層的には「卑弥呼の妹」というよりは「卑弥呼(マダム)のお嬢様」かな?女性の方からのご質問は男性とはまた違った着眼点のものが多く、大変勉強になります。
(続く)
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