5/16(金)、旅行2日目。
TAOYA木曽路さんの前からバスに乗り、妻籠宿を再訪すべく、尾又橋までやってきました。

橋の上から。
妻籠発電所が見えます。
橋を渡って、再び妻籠宿に入ります。

朝の寺下の町並みはとっても静か。

ここ「丁兼(ちょうかね)澤田屋」さんで、忘れずにまず家へのお土産として栗きんとん(旬からは外れておりますが)を買っておきました。


18世紀中期の木賃宿、上嵯峨屋。

そのすぐ横の厩。

朝は前日の様子からすれば嘘みたいに人がまばらで、ゆっくり見られてオススメです。

庶民の住居であった、下嵯峨屋。
一つ前の写真で屋根板の上に石が載っている、板葺き石置き屋根であることが分かります。

おやき専門店の「わちのや」さんは開店前でした。

妻籠郵便局。
この表の黒い箱は現役のポストで、ここから郵便物を送ることができます。



郵便資料館が併設されています。

鳥のさえずりが気持ちいいです。

脇本陣奥谷に入ります。

奥谷という屋号にて江戸時代は庄屋(村役人)や脇本陣(本陣の予備施設)を、明治時代には村長を務めた、林家の旧家の中を見学できます。
この建物自体は江戸時代のものではなく、明治10年にそれまで禁制だった総檜造りで建て替えたものとのこと。

この囲炉裏の場所は、妻籠宿を代表するフォトジェニックなスポットですね。
日が最も傾く11月~2月頃の正午あたりは斜光が入り、囲炉裏から立つ煙と相まって、えもいわれぬ美しい光芒が見られます。
私は幸い団体さんが入る前に訪れることができましたので、語り部さんから囲炉裏周りでの家のしきたりをはじめ、一対一で色々なお話を伺うことができました。

囲炉裏の煙で燻された壁や柱が、漆を塗ったように黒光りしています。

障子にはめ込まれたガラスからは…

苔むしたお庭が見えました。
手作りのガラスならではの歪みがいい味を出しています。

明治13年に明治天皇の御小休所になった時の調度品がそのまま残されています。
こちらは陛下が実際にお使いになったテーブル。

歴史資料館も併設されています。

妻籠宿のジオラマ。

宿場のあらまし、木曽の歴史などを紹介しています。
耕作地を十分確保できないこの地域ならではの、米の年貢の代わりの「木年貢」が興味深かったです。

この後、桝形の跡を通って、最後にもう一度寺下の町並みを見に行きました。

一段低い場所から撮るこのアングルが、一番映える気がします。
時間が経ち、だいぶ賑わってきましたね。

さて、妻籠宿を後にすることにしましょう。
と、その前に、「茶房 ゑびや」さんでお茶をすることにしました。

朝食はバイキングでお腹いっぱいになりましたので、栗きんとんと抹茶のセットを。
お新香も付いてきます。
小さな一粒は栗ぎっしりで濃厚、栗本来の素朴な甘さが堪能できる逸品。
抹茶との相性も抜群でした。



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