(この子は後で登場します)

備前楯山の山頂からアカヤシオのトンネルを抜けて下山します。
駐車場のある舟石峠から頂上まで往復2時間弱ですし、初心者でも登りやすい山だと思いました。

舟石峠からは、足尾銅山の本山坑跡に向かって再び林道を歩くことになります。
今下りてきた備前楯山を、しばらく横目に見ながら。

頂上付近をズームしてみると、アカヤシオの花があちこちに咲いているのを確認できました。

沿道に新緑も見られて、歩くのが気持ちのよい季節です。
春の心地よい日差しを浴びながら、のんびりと歩いていたところ…

なにかが自分に向かって、勢いよく突進してきました!
遠くにいた時はイノシシかと思いましたが、アナグマでした。
私の横をすり抜けて、側道の窪んでいるところへと消えていきました。
巣があったのかもしれません。
いや~、一瞬焦りました。。
ああいう時って、本当に目にするものの動きがスローモーションになるんですね。

やがて本山坑跡へ。
この辺には集落もあったようです。

いつか山の中に消え入りそうな感じで、構築物も残っていました。

この奥には、本山神社があります。

ちなみにこの道では、アナグマだけでなくお猿さんも何頭か見かけました。
「関東ふれあいの道」の「ふれあい」とは、野生動物とのふれあいのこと??

さらに林道を進んでいくと、わたらせ渓谷鐡道の先から伸びている貨物線跡が見えてきました。

高架をくぐり、かつての本山精錬所の南端を通り過ぎたところに、渋すぎる鉄橋がありました。
お隣の橋を渡って赤倉地区へ。

これは「古河橋」です。
老朽化で通れなくなっていますが、現存する国内最古の道路鉄橋なのだとか。

ここには銀山平以来のトイレもあります。
ハイキングも終盤戦。
間藤駅に向かって歩いていきます。

渡良瀬川源流の松木川。
澄んでいて川底も見えますが、昔はどうだったのでしょう?
向こうに並んでいる水色の屋根の建物は、南橋鉱山住宅。

5階建ての市営住宅が並ぶ、住宅街を歩いていきます。
足尾銅山の閉山が1973年とのことですが、これらはいつ建てられたのでしょう?

道沿いに間藤水力発電所跡がありました。
その横から高台へと続く階段があります。
疲れてはいましたが、眺望が良さそうだしせっかくなので登ってみましょうか。

階段を登りきった所で本山精錬所方面を望むと、間藤地区の実に味わい深い風景が広がっていました。
若干きつい登りでしたが、来て良かったです。
この背後にある住宅地の上の平地区を通り、坂を下っていき…

間藤駅に到着です。
来るまではこの一帯は寂しい禿山というイメージが強く、ハイキングが楽しめるかどうか不安だったのですが、良い意味でかなり予想を裏切られました。
とにかくアカヤシオが写真以上に映えていて美しかったです。
コースとしては若干林道歩きが長い感はあるものの、銅山の遺構も散見されて楽しく歩けました。
野生動物との出会いというオマケもあり。
車以外の場合は、間藤駅からの往復ではなく、銀山平(「足尾の宿 かじか」さんのある場所)からスタートする方がいいですね。
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