新NISAでも人気の高い、「オルカン」や「S&P500」。
初心者や、(やりたいこと、やるべきことが他にたくさんあって)投資には時間をかけたくない方にとってはとっつきやすい投資対象であり、「つみたて」との組み合わせはリーズナブルだとも感じます。
「世界経済あるいは米国経済は、長期的に成長する」という「割り切り」さえできれば良いですからね。
現金の価値毀損への対応としても、無難でしょう。
「平均」は強いです。
ただ私は、これらに投資したいとは思えません。
なぜなら、投資対象に「自分の想いや価値観が込められない」からです。
「プロセスはともかくとして、自分の資産が増えさえすればよい(あるいはインフレに対応できればよい)」という「割り切り」は、私にはできません。
ということで、私はインデックス投資自体に抵抗感があり、もう長いこと行っておりません。
現在の私の投資の目的として大きなウェイトを占めているのは、投資先企業の営みやその根っこにある価値観に共感し、ステークホルダーの一員であることを楽しむことです。
そしてできれば、何らかの形で貢献したい ——
その結果として、自分も恩恵を受けられればありがたい ——
ということで、相手とのコミュニケーションが可能な、日本企業に対する個別株投資を選択しております。
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コメント
インデックス投資をしないお考え、美しいと思います。
ちなみに、投資初期から、上記の投資方針だったのか、
それとも、資産形成を完了したからこその上記の投資方針なのか、
ろくすけさんの変化はあったのでしょうか、
ぜひ伺いたいものです。
投資初期は、特に何の考えもなく淡々とインデックス投資を行っていました。
考えが変化してきたのは、実際に個別の企業とやりとりをさせていただくようになってからですね。
ここ10年くらいの間に、記事に書いたような考え方にどんどんシフトしていきました。
返信ありがとうございます。
個別企業との直接のやりとりがマインドに変化をもたらしたのですね。
今一度、「10倍株の思考法」を読み、
企業とのコミュニケーションについて、考えたいと思います、
企業の広報にも失礼のないように、貴重な時間を奪わないために。
ろくすけ様
いつもブログ読ませていただいております。
今回のテーマは、自分も思うところがあり、初めて投稿します。
最近、ユーチューバーが主張するS&P500やオールカントリー保有していれば、歴史的に長期右肩上がりで、下げてもガチホみたいな意見には首を傾げておりました。(そもそもS&P500やオールカントリーの日本での販売は10年も経過していないですが)
上げ相場なら価格見てればいいですが、長期低迷相場で含み損が続いたときに中身を知らずに保有できるのかな?と…
個別株投資では、ろくすけ様のようにコミュニケーション取るまでは、行きませんが、ささやか株主として応援していきたいです。
自分は、乗り鉄なので、株の利益でたまに電車に乗るのが楽しいです。
ろくすけ様は、ウエストエクスプレス銀河のような、乗って楽しい電車にも乗車されますでしょうか?
コメントをありがとうございます。
低迷期がいずれ訪れることを最初から想定しておかないと、いざ訪れた時に続けるのはなかなか厳しいかもしれませんね。
観光列車は同じ路線でも非日常感があって楽しいですよね。
一人で乗っても抵抗なさそうな列車には、たまに乗ることもあります。
本当は夫婦で豪華列車にでも乗れるといいのですが、イマイチ賛同を得られなさそうで(苦笑)
敗者のゲーム