続いて定期観光バスでやって参りましたのは、澄海岬からほど近いレブンアツモリソウ群生地。
正式なコースとしては記載されておらず、ここに寄るのは開花時期限定となります。

駐車場から少し歩きます。
私たちだけでなく、人がひっきりなしにやってきている印象です。

斜面に咲いているのが見えました。

木道がしっかり整備されており、そこから先は踏み込めないようになっています。

レブンアツモリソウはかつて盗掘が繰り返されたことや温暖化等で生育環境が変わったことにより、その生育数が激減した過去があります。
この一帯は貴重な生育地となっており、天然記念物として大切に保護されています。
黄色いタグで開花日がチェックされているようですね。
花が咲くのは、だいたい二週間と聞きました。

「可憐」という言葉はこのお花のためにあるのでしょうか。
愛くるしい姿です。

接写ができました。
雨露もよく似合いますね。

こちらはつぼみ。

周りに咲く植物も素敵です。
ノビネチドリ。

サクラソウモドキ。
うつむきがちに咲く、どこか控えめな姿が印象的。
ほぼ礼文島にしか見られない希少種です。

バスは島の北端のスコトン岬へ。

まずなぜか写真に収めたくなる、「最北限のトイレ」で用を済ませ…

スコトン岬へ。

脇には最果て感がハンパない民宿がありました。

絶景ナリ。
まさに礼文島の最北端。
晴れた日にはサハリンが望めるそうです。
向こうに見える島は、無人島のトド島。
その名の通り海獣「トド」が訪れる島で、かつてはトド漁が行われ人が住んでいた時代もありました。
現在は花々と海鳥・海獣の楽園となっています。

測量の結果、日本では宗谷岬が「最北端」と判明したため、スコトン岬は「最北限」を名乗るようになりました。
ここでは記念撮影をする方が絶えませんでした。



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