たっぷり温泉を楽しんだ後は、夕食会場へ向かいます。
薄暗い白壁の廊下が、独特の雰囲気を醸し出しています。
民芸品が飾ってあります。
昔の馬車の料金表もあったりして興味深いです。
こちらは、新館の大浴場に通じる廊下です。
(結局入りませんでしたが)
それでは食前酒の天城梅酒とともに夕食です。
お席は個室ではありませんが、他のテーブルとは十分距離がありますので、一人でも気になりません。
アジア人のスタッフの方が、礼儀正しく、笑顔で一所懸命にメニューの説明をしてくださいました。
湯ヶ島界隈はわさびで有名ですが、後で使う大きな天城産生わさびがどーんと用意されています。
茎をポキっと折って、そこからすりおろします。
伊豆の魚盛り合わせ。
金目鯛、アマゴなど、他所ではなかなか無いものも。
秋刀魚錦秋、合鴨トマト、茄子豆腐、穴子寿司、海老バジル、豆腐田楽、南瓜カステラ。
それぞれは珍しくはない食材ですが、少量でもひと手間を惜しまない工夫が嬉しいです。
お吸い物。
当館名物、山葵鍋。
クレソンは別の籠に用意されていて後から入れるので、クタクタにならないのがいいですね。
すりおろしたわさびや大根おろしを添えて、みぞれ状態でいただきます。
辛味も単にツーンとくるようなものではなく旨味も感じ、まろやかな味わいです。
萩蒸し。
お魚はメバルと聞いた気がします。
インパクトのある、地鮎の鮎立て焼。
中に炭が入っているので、やけどしないように取り出します。
左上にあるのは、わさび酒。
湯ヶ島の清酒「天城」に、すりおろしたわさびを入れたものです。
どこからともなく「この道40年」といった風情のベテランの仲居さんが登場し、生わさびをすりおろしてお酒に注いだ後、颯爽と去っていきました(笑)
わさびとお酒の相性は良く、キレを感じながら美味しくいただきました。
和牛石焼き。
お腹が膨れたところで、ごはんです。
おすすめされたので、ごはんにわさびをオン!
ただダイレクトでいただくよりは、じゃこや香物と一緒のほうが良かったです。
デザートは修善寺豆腐チーズケーキ。
生わさびを中心に中伊豆を存分に満喫できる、このお宿ならではの楽しいお食事でした。
《1日目:11/4(月・祝)の旅程》
品川 6:37ー東海道新幹線 こだま701号→7:20 三島 7:34ー伊豆箱根鉄道駿豆線→8:09 修善寺 8:40ー東海バス→9:53 八丁池口 14:10ー14:42 昭和の森会館 15:02→15:13 湯ヶ島温泉口
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