だんだんと日も落ちて、対岸に暖色の灯りが点り始めました。

尾道水道が見える食事会場へ。

まず見るからに新鮮なお刺身が運ばれてきました。
タコ、ヒラメ、カマス。
地魚専門をうたい、店主が深夜に舟を出して釣りにも出ている向島の居酒屋さんから仕入れているそう。
スタッフさんのご説明が丁寧でありがたいです。

前菜は、麹を使った三品。
岩子島産トマトのサラダ、ホタルイカときゅうりの酢味噌がけ、いりことくるみの田作り。
どれも美味しいです。

ふっくらの鯛の煮付け。

お酒は、マッサンのふるさと、竹原は中尾醸造の「誠鏡 純米にごり酒」をいただきました。

甘口ながら後味スッキリで、料理の合間のいいアクセントにもなり大変美味しかったです。

串揚げは、鶏肉、海老、茄子、アスパラベーコン巻き、チーズ、玉ねぎ。
中がとろけているチーズがシンプルに良き!

ポン酢でいただく、福山「うつみ潮風豚」のせいろ蒸し。

茶碗蒸し。

ごはんセット。

デザートは愛媛のものかと思いますが、カラマンダリンというみかん。
甘くて濃厚、まさに「完熟」といった感。

お隣の老夫婦とも少し会話をさせていただいたのですが、瓶ビールを余らせてしまったとのことで残りを譲っていただきました。
スタッフさんには冷えたグラスをご用意いただき、ありがたかったです。
夕食が終わると、食堂の灯りが消され、卓上にろうそくが用意されます。

山の上のほうにライトアップされた千光寺、中腹には天寧寺の三重塔が見えます。
きらびやかな対岸を眺めながら、スタッフさんによる観光情報、そして北前船とともに発展してきた港町と寺院の町としての尾道の歴史のお話を、15分ほど伺いました。
ムード満点の素晴らしいサービスですね。

電気を消した卓球室も素敵。

部屋に戻ってからも、ずっと夜景を楽しむことができます。

就寝前、お寺のライトアップは終わり、対岸付近は水鏡に近い状態になっていました。
尾道渡船の終便が22時のため、その後は水の流れが少なくなるということのよう。
手前側は若干潮の流れがありますが、これが「潮止まり」(満潮から干潮へ、または干潮から満潮へ潮の流れが切り替わるタイミング)で凪の状態になると、尾道水道全体がキレイな水鏡になるそうです。
スタッフさんによれば、滞在中の凪のタイミングは午前3時頃とのこと。
さすがにそこまでは起きていられませんでしたが、忘れられない夜景となりました。
《2日目:5/28(木)の旅程》
福山 14:31ーJR山陽本線→14:50 尾道…土堂桟橋ー尾道渡船→兼吉桟橋(向島)
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