「ようこそ不思議の国の北リアスへ」
ということで、久慈駅からは三陸鉄道に乗車します。
久慈駅といえば「うに弁当」が有名で私も7か月前にいただきましたが、乗車待ちの方々の中でも予約して買っていた方がやはり多かったです。

三陸鉄道といえば、トリコロールカラーの車両ですね。
海側の席は、あっという間に満席となりました。

こちらは「とうぎん(※東北銀行)×キキ&ララ」列車。
三陸鉄道はどの列車も窓が大きく、景色が見やすくていいですね。

山が海に迫るリアス海岸が続く地形のためトンネルが多く、先頭からの眺めが楽しいです。
見えているのは、十府ヶ浦海岸駅。

野田玉川駅を過ぎ、トンネルの連続する区間を抜けると…

安家川(あっかがわ)橋梁です。
ここはとても見晴らしが良いため、列車も302mある橋の上を徐行運転してくれます。

こちらでは、たくさんの鮭が川を遡上するとのこと。
(秋は実際に車窓から見れることもあるようです)

山側の中州には鮭の孵化場がありました。

角度を変えて。
リアス海岸がずっと続いているのが分かります。

やがて駅が見えてきました。

「袖が浜」駅。

ではなくて、堀内駅。
「あまちゃん」のロケ地であり、奥のトンネルに向かって「アイドルになりたーい」とユイちゃんが叫んだ、あの駅です。

高台にある駅からの漁港の眺めが素敵ですね。

この堀内駅と白井海岸駅との間にあるのが、大沢橋梁。
「あまちゃん」の、アキや春子が上京する際、夏ばっぱが大漁旗を振って見送ったシーンは、この下からの撮影になります。
ここも列車が徐行してくれます。

山側には、真っ赤な堀内大橋。


三陸鉄道随一のビューポイントと言われる区間を、じっくりと楽しむことができました。
晴れていたら、海がもっとキレイだったことでしょう。

田野畑駅の近くにある「平井賀川の水門」。
三陸鉄道の車両を模した姿が目を引きます。
近くに寄ると、行き先「宮古」の表示がなされているのを確認できるようです。
凝っていますね。

この辺りのでっかい防波堤は震災が作らせたもの。
現在の三陸鉄道における象徴的な風景となっています。

列車は内陸部に入り、この区間では珍しくちょっとした市街地が見えてきました。

龍泉洞への玄関口となる、岩泉小本駅。

小本川を渡ります。

この列車の終点となる新田老駅で下車しました。
晴れていたら途中下車したくなるようなスポットがたくさんありました。


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