ポラリスとは、北極星のことです。
古代より航路を定めるために頼りにされ、そのおかげで人々は方向を見失わないでいられるという、生活や信仰に深く根差した貴重な存在。
現在では、夜空の中で多くの人たちに希望を与える「道しるべ」として、象徴的な意味が与えられています。
『日立の壁』の第1章が「ポラリスを見上げて」というタイトルだったのを受けて、「私にとってのポラリスは何だろう?」と考えてみました。
結果、以下の2つに行き着きました。
- 応援の輪を広げていくことを通して、「好き」な企業に貢献する
- 貢献することを通して、同じ船に乗る「仲間」の株主を幸せにする
私は近年、自分の好きな企業を応援する株主「仲間」と、同じ船に乗りながら長く成長を見守り、喜びを分かち合いたいと考えるようになってきました。
「仲間」というのがポイントです。
個人投資家の投資手法としては、「市場に落ちているお金をくまなく探し当てて拾う」、あるいは「他の市場参加者からお金を奪う」といったスタイルが、もしかしたら一般的なのかもしれません。
でもそれを求めたらキリがないし、何よりそういうことに血眼になる自分を好きにはなれません。
一方でその対極にあるものとして、高い価値創造を続ける企業が時間をかけて適正に評価されることを通じて、皆が幸せになるような手法もあるのではないかと、いつしか希望を持つようになりました。
この場合には、自分と他の個人投資家との「仲間」という関係性が成立しうるのではないでしょうか?
私はこの世界観を大切にしながら、
「(適正に評価されるための)企業と個人投資家とのコミュニケーションの円滑化」、
さらには、
「仲間同士になり得る、その企業の岩盤支持層づくり」
のために、応援しその輪を広げていくことを通じて、微力ながら貢献していきたいと考えています。



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コメント
いい文章だと思いました。ろくすけさんの静かでしっかりした意欲というものが伝わってきます。
投資におけるポラリスを胸に抱いて、地道に進んでいくことが大事と思います。
投資以外にも、人間にはポラリスを持つことが必要だと思いました。崇高なポラリスを持つことが幸せになることと思います。
ありがとうございます。
ポラリスの存在は生きがいに直結しますね。