流動性リスクを取りに行く。

投資スタンス

私の日本株ポートフォリオは、主力3社が総額の約3/4を占め、かつ流動性に難のある中小型株という状態です。

傍から見れば、集中度合いが尋常ではないため、リスクの高いポートフォリオに映るでしょう。

あえて「流動性リスク」を取りに行っているとも言えるかと思いますが、私自身は実はさほどリスクを感じておりません

その理由は以下の通りです。

まとまったお金が必要な際は、売るのに困らない大型株から換金すればよい

HOYAや味の素などを保有しているのは、急にまとまったお金が必要になった時のための備えという側面もあります。

主力3社は中小型株でありながら、安心感がある

リピート需要が期待できる、ストックビジネスの要素が強い、クロスセル/アップセルの材料が豊富などの理由で、ビジネスモデルそのものが底堅いです。

(コロナ禍のような異常事態が頻発すると厳しい面もありますが、その意味でトランプ政権への移行は大変心強いです。)

また中小型株ならではなのですが、事業規模的にビジネスの拡大余地が大きいです。

この二つが両立しているため、目先で換金することを考えず、長期で持ちっぱなしにしていれば、自然と評価も高まっていくであろうという安心感があります。

資産活用期に、ちょっとずつ売ればいい

いずれ私も資産運用のフェーズを終え、資産活用のフェーズに入っていきます。

その際、これらの中小型株が流動性に困らないメジャーな株になっていることが理想的ですが、仮にそうでなくとも、事業内容的には安心感があるわけですから、時間をかけて少しずつ取り崩していくということが可能です。

仮に主力3社を1単元ずつ、今の株価で毎月売っていくとすれば、物欲の乏しい私にとって月々必要なお金は年金をカウントしなくても十分賄えるでしょうし、それだけで数十年は生きていけそうだという算段を立てております。


要するに、「まとめて売らざるを得ない」という事態(自分の懐事情、投資先の業績の両面で)を回避できるのなら、流動性リスクは大いに取ってもいいのではないかという考えの下、このようなポートフォリオに仕上がっているということです。

もちろん、メジャーな企業になって欲しいという思いで投資はしております。
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