私もお世話になっている、つばめ投資顧問の栫井代表の新刊です。
今回は「ひばり投資診療所」を舞台にした小説のスタイルで書かれており、目次は以下の通りとなっています。
第1話:買った株が急落してます。売った方がいいですか?
第2話:上がった株はいつ売却すべきですか?
第3話:専門家が推奨する銘柄は買いですか?
第4話:結局、素人はインデックスで積立が最強なんですか?
第5話:決算が良いのに株価が下がるのはどうして?
第6話:現金は何%くらい持っておくべきですか?
第7話:不祥事は買いですか?
最終話:株式投資は楽しいですか?
(それぞれの話の間に、しっかりとした解説も入ります。)
著者は投資助言サービスを通して、悩める個人投資家にずっと向き合ってきた方です。
そこでの経験を活かし、投資歴が相応にある方から見れば「いつか来た道」と思えるような、個人投資家あるあるの失敗や悩み、疑問がギュッと凝縮された内容になっております。
元々マンガにする構想があったようで、初心者の方にとっても比較的とっつきやすい文章かと思います。
ここでふと頭に浮かんだひと言。
ウォーレンがやってきたこと、そして私がやってきたことは、他人の失敗から多くを学ぶことだ。
チャーリー・マンガー
厳しい教訓を学ぶには、その方がはるかに快適だ。
投資に関しては自分が痛い目を見ないとなかなか覚えられないことも多いですが、もしそれが可能であるならば、自分の失敗ではなく他人の失敗から学びたいもの。
個別株投資を始めて間もない方にとってはこれから起こることの予習となり、経験を積んできた方にとっては復習にもなるような本と言えるでしょう。



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