「ジブン・ポートフォリオ」という考え方。

読書

奥野一成さんの新刊「ビジネスエリートになるための 投資家の思考法――The Investor’s Thinking」でこれまでの著書にはない目新しい切り口として提唱されているのが、「ジブン・ポートフォリオ」理論というものです。

これは「金融資産」に留まらず、人生最大の資産である「自分資産」を加えたポートフォリオを、年齢とともに最適化していきましょうというもの。

「自分資産」を今後自分の力で生み出すキャッシュフローの総和と考えれば、無限の可能性に満ちている若いうちは将来のキャッシュフロー増大につながるであろう自己投資が一番効果的ですよね。

でもその「自分資産」は、キャッシュフローが得られる残り時間を考えれば、年齢とともに小さくなっていくという理屈が成り立つわけで、そうなることを見越して「金融資産」で時間をかけて対策していきましょうということです。

「自分資産」をB/S的にとらえて「金融資産」と併存させながら、インベスターシンキングによって相乗効果を高めていくことを目指す点に、ライフプランニングとしての斬新さを感じました。

対談の後編では、私のこれまでの身の振り方と照らし合わせながら、この辺りについてお話させていただいております。

9月4日 投資家の思考法対談:ろくすけさん(個人投資家) 後編 | 奥野 一成「人生を豊かにする「教養としての投資」」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「奥野 一成」の「9月4日 投資家の思考法対談:ろくすけさん(個人投資家) 後編(2022年9月4日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム


本のネタバレが過ぎると読む楽しみが減ってしまうので、この辺に留めておきます。
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コメント

  1. 伏見の光 より:

    対談の方、楽しく聞かせていただきました。質問の方法やそのスタンスなどのところが面白かったです。
    私自身もIRセミナーでは必ず何か聞くつもりでプレゼンを聞き、事後はザラ場でか直接プレゼンテーターやスタッフのところへ聞きに行くかであれこれ質問するようにしていますので。
    今は7794イーディーピーのIRさんにあれこれ聞いたりすることが多いですが、株式分割とか前提為替レート云々とかいうことではなく、事業の基本のところのことについて聞くと、わりと喜んで(?)積極的に話をしてくれますね。(←サイトから質問しても、午前から直電で回答してくれたりします。)

    • 6_suke より:

      お聴きいただき、ありがとうございます。

      IRセミナーはより距離感が縮まるので、たくさん質問するチャンスですね。
      やはり自社の事業に関心を持ってもらえていることが先方に伝わると、反応も良くなっていきますよね。

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