それではお風呂で冷えた体を温めましょう。
画像はお宿のホームページにあったものです。
晴れていれば、利尻富士の美しい山容を大浴場の内風呂からでも眺めることができます。
(当然、当日は見えなかったわけですが…)

露天風呂もありまして、絶妙な湯加減の中、海風を感じながら気持ちよく寝湯もできます。
お湯は、行きに通りがかった「うすゆきの湯」から引いていて(加温・循環ろ過)、泉質は「硫酸塩泉、含芒硝食塩水、ナトリウム塩化物泉」です。

お食事会場へ。
時間は19時を選びました。

窓際の素晴らしい席を用意していただきましたが、利尻富士は雲に覆われ、麓がちょびっと見えるだけでした。
会場では若い方がたくさん、テキパキと小気味よく動かれていました。
おそらくハイシーズン突入ということで、島外からお手伝いに来ているのでしょうね。

先付は礼文島産 きたむらさきうに。
深い甘みが感じられ、個人的には小鉢でちびちびいただくくらいでちょうど良かったです。
(元々、大好物という訳でもなく)

バラエティーに富んだ前菜。
内容は以下の通りです。
- 礼文島産 いくら醤油漬け
- パテとチーズのピンチョス
- サーモン手毬寿司
- 鱈の子時雨煮
- 干柿バター挟み
- カリフラワー酢漬け
- カスベ南蛮漬け

礼文島産 蛸のマリネ。

船の揺れの影響が体に若干残っていたのと、翌日に万全の体調で臨みたかったため、お酒は自重しました。
すると、お食事(青さ真丈のすまし汁、北海道産ゆめぴりかのお米、香の物)とそれに合わせてほっけの煮付けを早めに持ってきていただきました。
気が利いていますね。
ご飯はとても美味しくて、当然おかわりしました。

礼文島産 ほっけの煮付け。
ほっけは普段は干物でいただくことが多いですが、優しいお味の煮付けも母の味みたいな感じでいいですね。

ごろごろしていて贅沢感のあるお造り。
牡丹海老、帆立、蒸し鮑、サーモン、そして北海道ならではのニシン。

礼文島産 鮑ときのこのグラタン。

黒毛和牛サーロインローストビーフ。
海産物一辺倒ではないところがニクいです。

意外にも個人的にヒットだったのは、終盤のこのポテト饅頭。
すりつぶした男爵芋(玉ねぎととうもろこしも練り込んでいると聞いたような…)の食感が忘れられません。

デザートは豊富牛乳プリン、ハスカップソースかけ。
余韻の残り方が普通の牛乳プリンとは全然違いました。
それにしても流石、お料理に定評のあるお宿です。
素材の良さだけでも素晴らしいのに、調理のしかたや見せ方にも唸らされました。
《2日目:6/4(水)の旅程》
稚内 10:30ーハートランドフェリー→12:25 香深



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