常寂光寺の次は、祇王寺へ。
「平家物語」に登場する祇王ゆかりのお寺です。
ここは境内の苔の美しさでよく知られています。
吉野窓の向こうに、苔むした庭と竹林が見えます。
繊細な嵯峨菊を鑑賞することができました。
「散り紅葉」。
侘び寂びを感じます。
駅を挟んで反対側の渡月橋まで、一気に歩いてきました。
2つのお寺の情景に見とれ、時間をかけ過ぎてしまいましたので、その後はやや早足です。
11時から早めのお昼をとろうと思っていたのですが、どこも平日とは思えないほどの混雑で、並ぶのが当たり前。
結局、スムーズに入れた「そばしき」さんにしました。
冷たい蕎麦茶で疲れを癒します。
「匠味豚となめこのつけ汁そば」。
秋らしいメニューで柚子皮が利いていて美味しかったです(もろ観光地価格でしたが)。
駅に戻る途中、気になる賑わいが。
雰囲気に呑まれ、思わず買ってしまいました。
ホクホクのじゃがいもに肉もしっかり入っていて美味しかったです。
おそばがやや量的に物足りなかったので、小腹を満たせてちょうど良かったです。
嵯峨嵐山駅に戻ってきました。
南口は活気があります。
↑ ポチっとお願いします。
Tweet
コメント
嵐山は清水寺と並んで、もう年間を通して混雑がひどいです。
嵐山は天龍寺の向かいあたりにある廣川という鰻屋さんがとてもおいしいのですが、最近は予約オンリー。
それも中国の人とかが多くなりました。なので行けていません。
コロナの頃は錦市場もシャッター商店街状態だったのですが、良くも悪くも海外からの観光客がほぼ完全に戻ってしまった感じです。地元の普通の住民にとっては「悪くも」の側面が大きいです・・。
オーバーツーリズムが京都の情緒を損ないかねないばかりか、地域住民の生活への影響も無視できないほどになっていそうですね。。
いや、もう市バスに混雑で乗れないとかはしゃれになりません。足のない高齢者の方とかはいくら無料パスがあっても場所によっては移動すら難しかったりします。
観光という面では地元民はこの状況を逆手に取るような戦法は可能です。
海外の方の多くはメインの観光地、特定の観光地に集中する傾向があります。例えばここのところの伏見稲荷などがそうですが、例えば伏見稲荷でもメインのところをちょっと避けた穴場、あるいは時間をずらしての早朝散歩など工夫すればゆっくりとあちこち回れます。
木曜は大原に行っていましたが、三千院も開門直後はすいていて静かでした。
基本的には、時期や曜日をずらす、時間をずらす、場所を少しずらすなどは有効です。
ただ、最近はSNSの影響か、なんでこんなところに海外の人がいっぱい?というようなこともあります。