個人投資家向け説明会の続きです。
最新のトピックスへとお話は移っていきます。
AI eBASE
eBASEserver導入企業の「現場の困りごと」を、最先端の生成AI技術と連携・統合し解決。
エンドユーザーが直接利用可能。
(岩田社長)
社内の検索だけでなく、住宅建材メーカーさんなどでは消費者向けの検索にも使える。
後半期V字回復のネタとして考えている。
(窪田CFO)
皆さんの検索もAI検索になってきていると思うが、これは「eBASE」をAI検索してくれるもの。
(ここで「AI eBASE」の動画あり)
(窪田CFO)
(動画にあった)家電量販店のスペック表のデータは全てeBASE。
データベースそのものはAI用に作られていないが、今まで蒔いてきて色々な業界で使われている、eBASEserverに眠るオリジナルなプライベートデータを、MCPという技術でラッピングする。
あとはAIエージェントが調べてくれる。
そのAIエージェントは、LLMについては汎用でソケットを替えられるようになっている。
今はローカルLLMの時代になってきており、自分のところにサーバーを置いてそこにLLMをインストールして使う時代。
eBASEserverで構築されているお客さんの非常に優良な資産は全部AI化できるので(0th~3rdまで対応可能)、業界横断的にやっていけたらと思う。
株式会社KSP-SPの子会社化 / DATA eBASE
・2Qから連結(6/30付で100%子会社化)。
・1,500店舗のPOSデータを持ち、「商材ebisu」と掛け合わせることで、次世代マイクロ・マーケティング事業を始動。
(窪田CFO)
KSP-SP社はなぜ当社と組んだのかとお思いかもしれない。
「KSP-POS」は、基本的に全国の小売からPOSデータを仕入れており、買ってきて加工し、それをデータとして販売している。
そのPOSデータの調達先である小売に、我々(eBASE社)は大変強い。
我々の「ビジュアルレシート」があると、我々がPOSデータを生み出してそれをKSP-SP社に供給することもできる。
これが理由の一つ。
もう一つの理由は、eBASEというプラットフォームに入ってしまえば、AIで色々な分析ができること。
同社も二十数年間、食品ではトップレベルのマーケティング部門を相手に仕事をしてきたが、もう一段高いレベルのインサイトを提供しなくてはならないといった時に、我々と組むことによってeBASEの詳細なデータを同社も使えるようになる。
同社もオーガニックに成長するだけでなく、プラスアルファの成長のキッカケを得ることができたので、無事M&Aができたという経緯。
(以上、KSP-SP社におけるメリット)
今までは、(eBASE社は)商品データについてはお客さんのものを集める形だった。
他所のデータは欲しいけど自分のデータは売りたくない、という非常にわがままな声のある中でやってきた。
ただ、POS業界の場合、インテージさん、日経POSさんといった有名な会社があり、データマーケティングという市場が確立されている。
データを販売してもいい市場にアクセスできることにより、我々も大きな顔をしてデータで稼げるようになる。
(以上、eBASE社におけるメリット)
「FOODS eBASE」「GOODS eBASE」から「DATA eBASE」へ。
データを売れる会社、いわばガソリンを売れる会社に変わった。
今まではガソリンと車をバンドルして売るやり方だったが、これからはガソリンだけでも売れるようになる。
M&A発表後、POSデータを売っているマーケット内で引き合いが来ているし、私たちからはPOSとバンドルして売ってくれないかという話もしている。
「DATA eBASE」とはシンプルに何なのかと言えば、データをそのままマーケティング会社に売りエンドユーザーにも売るということで、まずはお金を積み上げていこうと考えている。
その先で「AI eBASE」をくっつけることで、KSP-SP社のノウハウを使いながらマイクロ・マーケティング事業を進めていくことができると考えている。
まずは、やっとデータを売れるような会社に変わったと考えていただけたらと思う。
→ M&Aの双方にとってのメリット、そしてシナジー効果がよく分かるお話でした。そして私自身も「ようやくここまで来た」と、感慨深く今の状況を見つめています。
(ここで説明会パートの質問を募りましたが、特に出ませんでした。)
締めのお言葉
(窪田CFO)
株主の皆様は株価が下がって腹が立っていることと思う。
常包も岩田も私たちも上位株主であり、妻や子供からは「お父ちゃんの会社、最悪やな」って言われて怒られているので、ここで頑張って私たちも明るい顔になっていきたい。
まだまだ心は折れていないし、「これからや!」と思っている。
データをやっと使えるようになったのに、ここで諦めるわけにはいかない。
2nd eBASEはさほど投資せずとも広げていき、このビジネスモデルを諦めずに頑張っていくので、引き続きよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
(会場拍手)
ということで、説明会のパートも終了です。
併せて2時間半弱の長丁場、お疲れさまでした。
(15:25)
所感
高負荷カスタマイズの「しくじり」の件から、おそらくあと5ヶ月弱で発表される中期経営計画の柱となるであろう「DATA eBASE」の件まで、まず情報量がハンパない総会&説明会でした。
そして何より、常包会長に久しぶりに前面へと出ていただいたことが良いサプライズとなりました。
これから経営陣が一丸となってまさに背水の陣で事業にあたることが、参加した人間にはヒシヒシと伝わったことと思います。
総じて、総会運営にはかなり工夫の跡が見られました。
また質問にも無駄がなく、他社の総会(そして、当社の過去の総会)と比べても質疑応答のレベルがかなり高かった印象です。
(失望された方が、既に売ってしまった後だからなのかもしれませんが…)
私自身、他の方がここで聞きたいであろうことをその場で質問したくなったのは珍しく、それだけ周りに刺激を受けたということです。
参加者の間で安堵感のようなものが広がったためか、終わった時の会場の雰囲気は良かったです。
なお、三回質問をされた方は、説明会終了後も窪田CFOをつかまえて色々と聞きまくっていました。
全般的に今後の成長への期待感を大いに高めてくれる内容であったことも踏まえ、評価は★5つとさせていただきます。
(終わり)
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